こんにちは。
メンタルコーチ松野ふみです。
今日は思考の癖について。
自分の横を、咳ばらいをして通り過ぎる人がいたとき、
あ、私のこと、良く思ってないんだ。。。
と感じる人もいれば、
あれ？風邪気味なのかな？
と、捉える人もいますね。
私たちはは、一つの出来事に対して、
それぞれ思考が生まれます。
同じ出来事なのに、
こんなにも思考が異なるのは、
人にはそれぞれ、思考の癖があるからです。
例えば、私には、ある出来事が起きると、
『自分の意見を言うのは、みんなを困らせる』
という思考が生まれやすい、
ということを自覚しています。
食事でお店を選ぶときなどでは、顕著に表れます。
自分の意見を言うことに、罪悪感を感じてしまう。
だから、みんなの意見に合わせ、
自分も初めから、それが食べたかったかのようなそぶりをする。
でも、そんなことを繰り返していると、
自分が本当に何を食べたいのか、
自分が好きなものは何なのか
わからなくなってきます。
思考の癖は、決して悪いものではありません。
誰にでも、思考の癖はあります。
そこで、大切なのは、
思考の癖が、行動に影響していて
私たちの人生をつくっている
という事実を知っておくこと。
私の場合は、思考の癖によって、
自分の意見を言わずに、周りに合わせる
という行動につながっていました。
この行動が重なることで、私に作られたのは
・自分の好きなものがわからない
・いつも相手に合わせる
・望んでいるものはいつも誰かに与えてもらう
という人生でした。
これを、自分の望んでいる人生と照らし合わせてみたのです。
私は、どんな人生を望んでいるんだろう？と。
私は、
自分が好きなものが わかる人生でありたい。
自分で望むものを 自分で満たせる人生でありたい。
そう、思いました。
だからこそ、
自分の思考の癖を知り、
それにどう向き合っていったらいいのかを
本気で考える必要がありました。
一番初めの話に戻りますが、
『私のこと、よく思ってないんだ』と捉えがちな人だと、
その後、びくびくしてしまったり、顔色を窺ってしまうかもしれません。
「どんな会話したらいいのかな」
「気に障らないようにしないと」
なんて気を遣うようになってしまうかもしれません。
それが積み重なると、どんな人生になっていくのでしょう。
そしてそれは、望んでいる姿でしょうか？
今日私は、感じたことを素直に伝える、ということをしました。
彼女の、素敵なところ。
惚れ惚れとしてしまうところ。
私が目指したいところ。
憧れているところ。
そしたらね、それはそれは
その言葉を素直に受け取って
心から喜んでくれたのです。
それがまた、私にとっては、
心から嬉しいことで。
彼女のことを、また一つ尊敬できるようになりました。
すごくいい、思考の癖だな～、と。
私が気持ちを伝えた という出来事にたいして
プラスの思考が生まれて
うれしいし、楽しいし、幸せも感じてくれた（のだと想像してます）。
だからこそ、喜びを素直に表現する
という行動につながった。
その言葉によって、私は幸せを感じたし、
いつまでもこの関係を続けたいと思えました。
いつまでも味方でいたい、と。
こう感じているのは、決して私だけではないはず。
きっと、彼女の周りは、応援している人でいっぱいなのでしょう。
そう。
彼女は、自身の思考の癖によって、
まわりの人はどんどん幸せになるし、
これからも、関係を続けていこうと思える。
こんな言い方はおこがましいかもしれないけど、
これはきっと、彼女の財産になるし、
今でも、そのことで 十分社会に貢献しているんだろうと感じるのです。
すごいでしょ。
思考によってつくられていく人生。
どんな人生をつくっていきたいですか？
あなたは、どんな思考の癖がありますか？
今日もお読みくださり、ありがとうございました。