ハゲ裁判(60)その後1-ブログを消せ、だと? | 新産業ブログ

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"MAN_FROM_1999" 越後文晴です。アメンバー登録、コメント、リンクはお気軽にドーゾ。Yahoo!ブログから引っ越しました。

昨日、2023年9月12日、このブログに関して警察から事実確認的な事を聞かれた。

 

警察「たけやえさんという方をご存じですか?」

私「え?もう一度お願いします。」

警察「7年前ブログに載せた竹屋江満さん」

 

推察するに、竹屋江満氏がこのブログに関して自分の事を消してくれと札幌南警察署に相談したと、どうやらそういうことらしい。刑事の口から「名誉棄損」という言葉も断片的に聞かれた。

 

動揺した。名誉棄損事件(不起訴)、刑事訴訟法違反事件(有罪)を通じて、刑事的に問題となる境界線を身をもって知り、この「ハゲ裁判」の記事はそれを反映して書き直した。安全なはずだ。

 

2016年、私が被告となった事件での警察・検察そして裁判所の不正・堕落を告発するこのブログを止めるべく、検察は違法性を探した。その一環で竹屋江氏に「あなたの名前も出ているがどうするか?」と聞いたそうだ。それまでの経緯から竹屋江氏が名誉棄損の被害を言い出さないはずがない。

しかし私が捜査・起訴されたのは「刑事訴訟法違反・証拠の目的外使用」という奇妙キテレツな罪状だった。それは記事の公開日時毎に分割され件数をかさ増しされた。裁判では「私が一般女性に迷惑をかけた」(ピンポンダッシュしたというバカみたいなもの、もちろん証拠も無しに)という嘘が証拠として提出されかけた(不採用)。警察の取り調べでも、私が竹屋江氏個人への執着から事件を繰り返したとされる調書があらかじめ作られていて、私は署名を拒否した。

 

このように件数のかさ増しや一般人への偏執的行為を捏造して、事件の悪質性を高め、私の動機が権力への不正追及でなく他の卑しい物であるかのように事件に色を付けようとしたのだから「竹屋江氏への名誉棄損」も是非、立件して盛り込みたかったはずだ。しかしそれは見送られた。権力の欲求をもってしても事件化できなかったのだ。

翌2017年、竹屋江氏とたまたま(少なくとも私のほうとしては予想外に)遭遇した時、彼は「民事で訴えられるか、ブログを消せ」と私に言った。つまり竹屋江氏も刑事事件にはできないとわかっていたのだ。(『ハゲ裁判(58)闇に隠れたがる人々ふたたび』を参照)

 

それを竹屋江氏は今になって、警察を利用して、公衆の面前で行い謝罪もしてない行為を闇に葬り隠したいという欲望を叶えようとしているのである。「役所なんて数年で人が入れ替わるから、当時の事情を分かっている者はもういないだろう」とでも思っているのだろうか?

 

「ハゲ裁判」の主な修正と公開・非公開の時期についてまとめます。

 

2016年  6月          暴行事件起訴

                       書庫「ハゲ裁判」投稿開始(Yahoo!ブログ)

          12月          刑事訴訟法違反事件一審判決

                       #1-39の投稿を非公開にする

2017年  6月          刑事訴訟法事件刑確定(懲役1年、執行猶予3年) 

                       書庫「新ハゲ裁判」作成・公開(Yahoo!ブログ)

                           #1-39の記事から刑事訴訟法違反部分を削除、

                 加えて関係者の名前等を削除したもの

                       書庫「続・ハゲ裁判」作成・投稿・公開開始(Yahoo!ブログ)

                            刑事訴訟法違反以降(#40-)の関係者の名前等を伏せたもの

                       書庫「ハゲ裁判」を特定の人のみに公開(Yahoo!ブログ)

                            #1-39から刑事訴訟法違反部分を削除したもの

                            #40以降の完全版

2019年12月          Yahoo!ブログがサービス終了。Amebaブログに移行

2020年  7月          執行猶予期間終了

                       書庫「ハゲ裁判」一般公開(Amebaブログ)

 

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久しぶりに「ハゲ裁判」の記事を書きました。「ハゲ裁判」がどんなものかを説明したいこともあり、また、思わず筆が暴走気味になった部分もありますが、#59までは「感情を抑えて事実を事細かに描く」ポリシーに(なるべく)従った内容の濃いものですので是非ご一読ください。裁判が終わった後に、裁判の異常性を反映したエピソードがいくつか生まれましたので機会があれば書きたいと思っています。