緊急事態解除したところなのに
早くもコロナ禍が再燃しそうな今日このごろ
いかがお過ごしでしょうか。
開放感、安堵感、安心しきれない気持ち・・・
いろいろな思いがあります。
これからも難しい生活が続いていきますね・・・
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さて、今日は
「からだの痛み」と「こころの痛み」について書きます。
流産・死産・新生児死・不妊等の
「妊娠ロス」。
赤ちゃんを失うということは、
妊娠してからのお別れであっても
妊娠することができない、という形であっても
必ず、自らのからだを通じて痛烈に感じる悲しみです。
大切な人との別れは、人生で必ず起こるものですが
その中でも、「妊娠ロス」は、
心の痛みが、からだと直結している点が
大きな特徴です。
特に女性は、
比喩でなく現実に、
からだが 血を流し、痛みを受けます。
もちろん、男性にとっても、
赤ちゃんを失った衝撃・悲しみは大きい。
ただ、
女性の感じる痛みの方が
身体的な生々しさの度合いが強いということは、言えると思います。
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「妊娠ロス」のサポートを行うアートセラピストの本
「Grief Unseen」 を、
少しずつ読み進めています。
その中に、この「身体的な悲しみ」に関する記述がありました。
著者は、
「妊娠ロスを経験した人には
身体の動きを使うセラピーがいい」 と言います。
なぜなら、
からだが、その悲しみを覚えているから。
言葉だけでのカウンセリングやセラピーでは
悲しみ・痛みに
表層的にしか、触れることができないのだ、と言うのです。
絵を描いたり、粘土で形づくったりする、アート。
動きで心を表出する「ムーブメント」や、ダンス。
身体を動かすことによって、
凍り付いていた心がほぐれ、語り出す・・・。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
私は、アートセラピストです。
アートセラピーは、
日本では、まだあまり知られていません。
なかなか活動の場が広まっていかないことに
意気消沈することもあるのですが
でも、
「Grief Unseen」を読んで、
そうだよね、アート、やっぱり、いいよね!
と、また頑張ろうというエネルギーが湧いてきました。
ぜひ、アートに触れる機会を持ってみてください。
そして、機会が合えば、
ぜひお会いして、一緒にアートをしてみたいです。
お待ちしています。
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次回は、「Grief Unseen」の内容を
もう少し紹介しようと思います。
最後までお読みいただいて、
ありがとうございました。
筆が遅いので、一週間に1回の投稿が限度ですが、
土曜日には、昼頃までにアップするつもりです。
どうぞまたご訪問ください。
お元気でお過ごしくださいね。