教えている幼稚園や保育園の発表が連日ありまして、無事に終わりました。
この1年間一緒に練習してきましたが、最後の最後まで感動する事がたくさんあって
本当に楽しかったです
ある保育園でのこと。
本番1週間前に歌の練習を聴いていたのですが、キーが合っていなくて声が出ていなくて怒鳴っている感じもありました。
私は歌の先生ではないですが、教えらる事はあるのでファルセットで歌うことを勧めました。
といっても“一体なんのこっちゃっ”てなるのはわかっていたので、ちょっと歌ってみました。
ミュージカル女優になった気分で〜
と言って動作付きで歌ってみたら、意外にも音楽が苦手な男の子がすごい綺麗な声を出して歌い始め、
見よう見まねの動作もついていてミュージカル俳優に成り切ってる!
それに触発されて私も歌う!
そしてそれに触発されてみんなも歌う!
というイメージからの音楽表現のやり取りに、すごく可能性を感じて興奮しました
残念ながら、“、
喉をあーしてこうして、、”
という理屈では私は教えられないので、歌詞の意味とイメージを伝えただけでとても素晴らしく歌える様になった子どもたち。
もちろん、そのイメージがキャッチできなかった子どももいたと思いますが、過半数以上は瞬間に変わりました
音楽が苦手だった男の子は、その瞬間に歌に興味を持ちずっと綺麗な声で歌っていました
ほんと、一瞬で変わるので本番1週間前でもコツコツ練習するのはいいですね。
横浜の幼稚園では発表会の前に先生が大事な事を発見していました
私が指揮をした時と、先生が指揮をした時の違いを発見!
要は迷いがあるかないか?
なんですよね。
最初に音を出すときに、
こんな音がでたらいいな。
とイメージしたら
その音よ出てこい!
と強い意志を持って合図を出すと、大体そうなります。
でも、この指揮の振り方これでいいのかな?
という気持ちがあったりすると、迷いが指揮に乗るので結構バラけるんです。
『なんで先生と私とでは子どもたちの音が違うんですか?』
という質問が合った時、私と先生と順番にやってみて違いを感じてもらいました。
実際、私も無意識でやっているのでそこまで違いを意識していなかったのですが、分析したら気持ちの方向が全く違うことがわかりました。
無意識に意識していたという感じになるのですが、それはきっと音楽をずっとやっているからなのかもしれません。
でももっと私も意識的にやる様にしようと思った瞬間でした。
そしてもっと伝えられる事がある!と嬉しく思いました
そして音楽会当日。
とても感動しました。
これは歌の写真ですが・・。w
楽器の演奏も素晴らしかったですが、歌声も素敵で周りの先生も涙していましたね。
音楽を表現することは子どもでもできるので、音楽のポテンシャルの高さを思い知ります。
僭越ながら私も先生の伴奏で園にあるマリンバを弾きました。
鍵盤が小さくて自分の体感と全然違って緊張しました。
この後栃木に移動して、保育園の発表会の準備でした。
保育園の方はSDGs吹奏楽団とのコラボで、私もエキストラで演奏に乗っていたので写真を撮る事ができず・・
子どもたちの演奏はとても良かったです。
吹奏楽団の打楽器のメンバーはとても子どもたちのことを褒めてくれました
SDGs吹奏楽団の打楽器チーム。
楽屋には子どもたちからのメッセージの飾り付け。
これは園のカフェの先生達の楽しくて美しいバイキング料理
素敵なアイデアがいっぱい。
ありがとうございました。
私の指導は音楽をもっともっと上達させる!!
というのが目的ではなく、音楽を通してあらゆることに自信を持って取り組める事を提案していきたいのです。
幼少の頃から、こんな先生がいたらいいなと思ってた先生像があります。
そんな先生を試行錯誤しながら提供している感じです。
もっとそれに近つける様にしていきますよ〜。
いつも帰り道の太陽が綺麗。
おまけで、佐野ラーメン
最高!
来年度もまた新しい子どもたちに会えるのを楽しみにしています