甲斐犬観察 | 甲斐犬 富美子(ふみこ)のブログ

甲斐犬 富美子(ふみこ)のブログ

2014年7月20日生まれ。犬初心者の元にやってきた富美子。
山、川などの自然で走らせると共に、東京での都会生活や
人間社会になじむことができる、ハイブリッドな甲斐犬を目指しています。

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足の上に、頭を乗せて寝る富美子。

散歩中に、甲斐犬が好きだという年配の男性に会いました。ご自身は洋犬を飼っていたそうですが、「甲斐犬は主人にしか懐かないから、本来は主人以外に愛想を振りまいたりしないんだよ。今の甲斐犬は変わった」と言われました。

また、お知り合いの方が飼ってた甲斐犬が、狂暴(たぶん運動不足と、社会化不足、しつけ不足)で、道行く子供達に噛み付いて救急車が来る事態になり、甲斐犬は埼玉の山奥にもらわれた。とのことでした。

それって、甲斐犬だけの問題ではなくて、どの犬だって、チワワだって噛み付くわけですから、犬の問題ではなくて、飼い主の問題だと思います。

アメリカの保健所収容で、ダントツトップは、ピットブルテリアとチワワなんですから。小型のチワワもしつけと運動不足で、手に負えなくなるわけです。飼い主が飽きるのもあると思いますが。。。

ピットブルテリアだって、本来は子育てを任せられるくらい温厚で優しい気質を持ってるのに、一部の闘犬愛好家が改良を重ねて狂暴化させ、さらにしつけを怠る飼い主が安易に飼うのが問題なだけです。

確かに、甲斐犬は子犬でもかなり力強いですから、主従関係を築き、子犬の時から徹底的に訓練するのは、この犬種を迎える人には必須義務であり、それを怠る人が悪いだけで、甲斐犬は本来狂暴ではないと思います。

私は、甲斐犬は素晴らしい犬だと思います。静と動のバランス、身体能力、忠実性、学習能力の高さ、心身の安定感や距離感などです。富美子自身の性格も好きです。なので、富美子を迎えられたことに、感謝の日々です。

でも、頭がものすごくいい分、人間側がリーダーとしてしっかりしないと、なめられて扱いにくくなる可能性はあると思います。個体毎の性格にもよると思いますが、富美子に限って言えば、そのように感じます。

話しを戻しますが、その年配の男性に、「最後まで飼ってあげてよ。途中で飽きて捨てないで。可愛いのはすぐ終わるから」と言われました。

富美子に飽きるなんて、考えたこともなかったです。私は富美子の母犬(7歳)が欲しいと思ったくらいで、子犬だから欲しかったわけでもないですし、そもそも子犬に執着心がないです。

それに私自身、年齢を重ねる度に人生が面白く、内容が濃くなっていて、年を重ねることは素晴らしいと思っています。

だから、富美子が大人になっていくのをとても楽しみにしています。富美子は必ず、もっといい犬になりますから(o^^o)

富美子はいつか年老いて、私より先に死ぬのだから、それまでの間、幸せにしてあげたいとは考えています。
いい時ばかりではないかも知れないけれど、一緒に成長して乗り越えて行けたらなぁと、思っています。