最近もよく『甲斐犬の食事』で、このブログは検索されているようなので、改めて書きたいと思います。
うちの富美子の主食は、『若鶏の手羽元』です。直接、養鶏場からインターネットで朝挽きの新鮮なものを取り寄せております。
もともと人間用の若鶏の手羽元で、骨も太く綺麗で、身がギッシリ詰まって大きいので、人間も美味しくいただいております。
うちの犬は現在3ヶ月台なので、1日3食与えております。調理方法はいたって簡単で、陶器の深皿に、若鶏の手羽元を入れてラップでふたをして電子レンジでチンするだけです。
手羽元から肉汁が出るので、そのままでも大喜びで犬は舐めますが、私はお米を絡めてあげています。
熱いので、少し冷ましてから与えます。うちはブリーダーさんから犬を頂いた約生後50日から、若鶏の骨もそのまま与えております。毎日完食しており、骨が喉に刺さったこともないですし、体調不良もありません。
バリバリ音を立てて、骨も喜びながら食べています。犬は噛みたい欲求が強いので、若鶏の手羽元を毎食噛み砕いて食べることで、その欲求を満たす助けになります。それだけでは足りませんけどね。。。
自然界の狼(犬の祖先)は、獲物の骨もバリバリ噛み砕きますので、子犬だからと言って過保護にならず、どんどん骨を与えてバリバリ食べさせ、頑丈な歯や顎、骨格形成を目指すべきだと思います。
うちは若鶏の手羽元を、深皿から出して食べるので、床の汚れを防ぐため新聞紙を広く敷いております。毎食新聞紙を取り替えますし、お皿も洗うので手間がかかりますが、手間をかけることがとても大切だと思います。人間も同じですよね。
若鶏の手羽元のおかげで、体臭もなく、排泄物の臭いもほとんどありません。口臭はゼロで、歯も綺麗ですし毛艶もいいです。
犬は肉食動物ですから、お肉が大好きです。富美子は、牛も豚も魚も大好きです。生魚も平気でペロリです。
主食の若鶏の手羽元の量は、毎食1回1本から3本です。その日の運動量や、疲れ具合で量を調整しています。足りないようなら、満足するまで基本的に追加して与えています。
うちの富美子は、満足すると残すので、その時は次の食事に回します。食べ物への異常な執着心がある犬は、普段の食事が満足出来ていない可能性があります。
人間と同じで犬にも味覚があり、好き嫌いもありますから、そこを見極めてあげることが必要だと思います。
登山愛好家は犬と一緒に高山で、チョコレートを食べていますし、田舎の農家はネギ入り味噌汁をお米にかけて犬に与えています。みんな健康ですし、長生きですね。
私は人間が食べられて、犬が食べられないものはないと思っています。人間の食事も人それぞれだし、飼い主さんによって考え方も違うと思います。
チョコレートやネギを食べて病気になった例を私は知りませんが、ドッグフードで病気になった例はたくさん聞きます。
高品質なドッグフードを与えていない飼い主がほとんどだと思います。その場合、自分の残飯を与えた方が、病気になるリスクはドッグフードより断然ないでしょう。
高品質なドッグフードは別にしても、普通のドッグフードが何ヶ月も腐らないで食べられるって、どれだけの有害な合成保存料や着色料などが入っていることか!
そもそも犬は人間の残飯を食べてきた万年単位の歴史があるのです。たまに人間の食べ物を犬に与えるのは虐待だと言ってる人がいるので、ビックリします。歴史を勉強した方がいいです。
普段の食事に満足できれば、犬は意地汚く食べ物に執着心を燃やしたりしません。食べ物を前にして待てもできない、落ち着かないでは、食事内容の見直しが必要だと思います。
病気になるリスクを考え過ぎるより、犬が満足して良い子になる食事を、与えてあげたいですね。