旅行記もオフシーズンで、しばらくブログを書いていませんでした。「投稿ネタ」を使って色々と書いていこうと思います(^_^;)

 

 避難するとき必ず持ち出すものですか~。非常食、携帯トイレ、飲料水など、挙げればキリがありませんが、私が特に大事だと思うのは「メガネ」「お薬手帳」「飲料水」「生理用品」「現金」だと思います。平時から常に持ち歩いているものでもありますね。

 災害は時と場所を選びません。災害は起きないのが一番良いことですが、外出先等で被災してしまい、家に帰れなくなることは十分にありえます。そういったときでも「これさえあれば…」というものをピックアップしました。以下、その理由も書いていきます。

 

(1)メガネ

 非常持ち出し用品として真っ先に思い浮かべるのは「非常食」や「飲料水」(飲料水に関しては後述します)ですが、「メガネ」の備えは忘れられがちだと感じます。実際、私は近視・乱視があり裸眼の視力は0.1もないため、生活するうえで「メガネ」は必須です。いずれにしても、裸眼で生活できない人にとってはメガネは必須になります。コンタクトレンズを着用している人にとっても同様ですね。

 私が大学生だった頃(2009年~2013年)、mixiで「地震のときはメガネを持って逃げる」というコミュニティを見つけたことがあります。当該コミュニティを見つけた当初は東日本大震災が起きる前であり、「逃げなければいけないような大きな地震が起きることなんて…」と思っていたのですが、東日本大震災が起きてからは他人事ではいられなくなりました。それ以降、予備のメガネを普段持ち歩くリュックだけでなく、非常持ち出し袋にも入れるようになりました。予備のメガネも度が合っているかなどを定期的に確認しておかないといけませんね💦

 

(2)お薬手帳

 近年ではスマホのアプリを活用した「電子お薬手帳」もありますが、私は「紙」のお薬手帳にこだわっています。災害時だとスマホの故障や電池切れなどで端末を操作できない可能性があるためです。また、電子版お薬手帳だと、スマホにロックがかかっているなどして、緊急時に医療関係者が服薬情報を閲覧できないというリスクもあります。

 例えが良くないかもしれませんが、「エンディングノート」を紙で残したほうがいい理由と似ているような気がします。PCやスマホのアプリでエンディングノートを書く人もいるようですが、いざというときにPCやスマホのパスワードが分からず、開けないという可能性があります。また、緊急性があるとはいえ、家族であっても他人のPCやスマホを見るのは気が引けますからね…。アナログとデジタルにはどちらにもメリット・デメリットがあるため、否定はしませんが、いざというときに強みを発揮するのはやはり「アナログ」なのかな~と考えます。

 

(3)飲料水

 自分自身、喉が乾く前に水分を摂る習慣が身についていることや、熱中症予防などの側面もありますが、平時からペットボトルのお茶を1~2本は持ち歩くようにしています。お金やゴミ問題などのご指摘を受けてしまいそうですが、水筒持参だとすぐになくなってしまう上、洗うのが面倒なんですよね(・_・;)

 今の仕事(障害児支援)はもちろん、昨今の災害報道を見ていても、水分補給は本当に大事だと強く思います。実際、避難所生活ではトイレに行く回数を減らそうと、水分摂取を控えた結果、エコノミークラス症候群などの疾患で命を落としてしまったという話も聞きました。健康管理の観点からも、「のどが渇いてなくても水分を摂る」ことは心掛けたいし、いつでも水分が摂れるようにはしておきたいですね。

 

(4)生理用品

 女性であれば確実に必要となるものです。生理の周期がきちんとしている人であっても、そのときの体調や環境の変化によっては前後することもあります。「急に来る」こともあるため、予備の生理用品と下着は常に持ち歩くようにしています。

 直接的な話になってしまいますが、生理による出血は「我慢ができない」ものです。つまり、自分の意思とは関係なく出血があるということになります。 生理用ナプキンなど、経血を吸収するものがなければ、服や下着が汚れてしまう上、感染症などの要因にもなってしまいます。この事実が周知されるようになったのはつい最近のことのように思います。

 今年(2024年)1月に起きた能登半島地震でも、生理用品の備えが足りないということでニュースになったように記憶しています。また、最近では吸水ショーツや布ナプキンなど、洗って繰り返し使える生理用品も登場していますが、災害時では毎回洗濯できるとは限らないため、使い捨ての生理用品(紙ナプキンなど)も常備しておく必要があると言えます。 

 

(5)現金

 キャッシュレス化が進み、現金を持ち歩かない人も増えましたが、大災害が起きて停電するとクレジットカードやデビットカードはもちろん、SuicaやPASMOなどの交通系ICカードも使えなくなってしまいます。支払いのデジタル化がどれだけ進んでも、いざというときは「現金」になるのでしょう。私自身も普段は楽天銀行のデビットカードで支払っており、現金は必要最低限しか持ち歩いていないのですが、ある程度の現金は用意しておく必要がありうです。

 

 

 完全とは言えませんが、一応自宅にも非常持ち出しリュックは用意してあり、経口補水液や非常食、懐中電灯や携帯ラジオ、携帯トイレなどを入れています。しかし、外で被災してしまった場合はそのリュックは持ち出せないし、何よりも大きくて重量もあります。「いざというときに持ち出せないのでは意味ないじゃん!」とお叱りを受けてしまいますが、災害時の備えって本当に難しいですね(´・ω・`)

 

 そして今回の記事を書いていて思ったのが、お薬手帳や支払い方法など、アナログとデジタル両方の手段があるものが増えてきたということです。「お薬手帳」の項目でも書きましたが、アナログ・デジタルどちらにもメリットとデメリットがあるため、上手に使い分けていくことが大切です。

 

 今はスマホで何でも済ませられる時代になりました。この記事には書きませんでしたが、災害時に役立つ「ラジオ」や「懐中電灯」も今はスマホで代用している人も多いと思います。しかし、電池切れや端末の故障等で使えなくなってしまう可能性は大いにありますし、そのときにスマホに全てを集約させていると、いざというときに「何もできない」という事態に陥ってしまいます。必要な機能やものをいざというときにすぐに使えるように「分散」させておこうと考えました。

 

 

 

避難するとき必ず持ち出すもの

 

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