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 石巻駅から16:55の仙石東北ラインに乗り、17:49に仙台駅に到着した。ここでも去年(2022年)の旅行のときと同じ列車に乗っている。私の旅行記では列車の時刻まで詳細に記載するようにしている。次回、同じ場所に旅行に行く際に旅の計画を立てやすくするためだ。特に地方では列車やバスの本数が限られているため、列車やバスの時刻に合わせて計画を立てる必要がある。去年の石巻旅行で、どの時刻の列車に乗り、何時何分にどこの駅に着いたかを記録しておいたことで、今回の旅行でも見たいものは全て見ることができた。

 

 今回宿泊するホテルは昨年同様、「ドーミーイン仙台駅前」である。仙台駅から徒歩数分であるが、雪で道が凍っていて滑りそうだ。転ばないようにゆっくり歩きながらホテルへと向かった。18時過ぎにチェックインし、部屋でしばらく休んでから、19時過ぎにホテルを出て「仙台駅牛タン通り」へ夕食を食べに行った。

 

 前回の旅行では「味の牛たん 喜助」に行ったが、違うお店でも食べてみたいと思い、今回は「牛たんと仙台牛 伊勢屋」に行った。3枚6切れの牛タン定食を頼み、お値段は1,900円。牛タンは歯ごたえがあって最高だ。ごちそうさまでした!

 

 20時過ぎに仙台駅を出てホテルに戻った。部屋でしばらく休んだあとはホテル最上階の大浴場で旅の疲れを癒やす。22時過ぎにはドーミーイン名物の「夜鳴きそば」を食べに行った。ドーミーインといったら「大浴場」と「夜鳴きそば」は外せない存在だ。

 

 最近思うのが、「メインで観光する場所」と「宿泊する場所」は必ずしも近くなくて良いということだ。私の場合、「メインで観光する場所」は石巻だが、「宿泊する場所」は仙台である。石巻と仙台は離れているし、どんなに早くても列車で1時間はかかる。

 

 昨年、初めて石巻を訪れるために旅行の計画を立てていたのだが、石巻にもホテルはあるが、駅から離れており、車でないとアクセスの難しいホテルが多かった。そのため、仙台でホテルを探し、ドーミーイン仙台駅前に泊まることにした。

 

 仙台のドーミーインを選んだのは自分自身が「ドーミーインが好きだから」というのもあるが、せっかく宮城に来たからにはご当地の名物である牛タンも食べたい。そういったことも勘案したうえで仙台に泊まることにした。メインで観光するところをどうするかはもちろん、旅先での夜をどう過ごすかを考えるのも旅の醍醐味なのかな、と思う。

 

 そういえば去年10月、陸前高田を訪れたときは陸前高田市内の「キャピタルホテル1000」に泊まったが、宿泊プランが夕食付きでなかったため、夕食をどうするか?という問題になった。陸前高田駅前にある複合商業施設「アバッセたかた」とその周辺で夕食を食べられるお店を探そうとしたところ、昼間で店じまいしているところが大半だった。フードコートみたいなところも18時前には閉店だった記憶がある。居酒屋は夜遅くまでやっているようだったが、さすがに女ひとりでは入りづらいため、結局スーパーでお弁当を買ってホテルで食べた。

 場所によってはスーパーやコンビニすらないところもあるし、そう考えたらスーパーでお弁当を買えたのはまだ良かったほうなのだろうが、「旅先では当地の美味しいものを食べる!」というポリシーを貫いていた自分にとっては「やってしまったな~…」と思ったできごとだった。今考えると、陸前高田から少々離れたところも含めて宿探しをすると良かったのかもしれない。もちろん無理のない計画を立てるのが大事だが。

 

 24時前には就寝。旅行2日目に向けて身体を休めた。

 旅行1日目の日記はここまで。それでは次回に続きます!