「セカンドパートナー」って、「夫婦公認愛人」の事を言うんだって。

はぁ~。なんじゃそりゃ。

ばっかじゃないの。


上沼恵美子が賛成だと言う。

「女性はいつもトキメキたいもの。結婚して子供が生まれりゃトキメク事が無い。パートに出て店長にトキメクのが良い。

女性ホルモンが出て綺麗になる。それにセカンドパートナーの方が夫より、大事にしてくれる」って。


トキメク事がパートナーに繋がる事や、まして愛人になんて、本当にワケワカメだわ。


私も、パートに出た時、トキメク人に出会った。

同じ年だから、昔話しが楽しかったし、笑顔と声が素敵だった。


専業主婦の時は、身だしなみなんて後回しだったのに、メイクもヘアスタイルにも気を配り、たまに立ち話しをする事が、楽しくて嬉しくて。


でも、2人だけになりたいなんて思いは全く無いし、ましてセカンドパートナー?愛人?

そんな気持ち微塵も無かった。


夫は近年、初恋の女性に会う。

顔を見れば、ウキウキ、トキメいているのが良く分かる。


それでも、関係を持ちたいなんて思うハズも無く。



私達夫婦は、歳をとる程、お互いにトキメク様になった。


コタツに入り、お茶をしながらバカ話しをし、夫がにっこり笑って「お前は本当に面白い。結婚して良かった。幸せ、幸せ」と言う。

若い頃なんて、こんな事を言う人じゃなかったのに。


それに「夜、トイレに起きたら、いつも寝顔をじっと見てる。可愛いな、生きてくれて有り難うと思う」なんてね。


若い頃はモラハラの束縛夫で。

顔を見るのもウザくて、絶対、定年したら退職金、預貯金、年金分割して、離婚してやる、なんて思っていた時もあったのに。


お互い病気になり、何をするのも2個1で支え合って、労る様になったら、愛しさ爆上がり。


最後迄、読んでくれた方。

若い頃は、日常の煩雑さに紛れて、配偶者にトキメク事も無くなるだろうけど。


でも、でも、でも大丈夫。

子育てが終わって夫婦2人になったら。

何も無い日常の中で、話す、笑う、その笑顔にトキメク。


だから、セカンドパートナーなんて必要ないよ。

配偶者以上に、素敵なパートナーなんていない。