前回、ボケない様にしなくちゃ。

と、書いたばっかりなのに、すぐやらかしてしまった。


インシュリン注射、朝、持続性のある注射を打って、3食、即効性がある注射を打つ事になっているのに、夕食前に間違えて、持続性を打ってしまった。


インシュリンが効きすぎると、低血糖昏睡になり、意識不明になる。

寝ている間だと、命があっても寝たきりになる恐れもある。


時間外なのに、かかりつけ医のケータイに電話すると、的確なアドバイスで事なきを得た。

本当にいい先生m(_ _)m


夫に話すと「これからは薬も注射も2人で管理しよう」と言う。

と言っても、私の事だけじゃなく、夫も薬の服用をちょこちょこ忘れるので、夫の薬の管理も2人で。


本当に年を取ればとる程、ちょっと前に出来た事が出来なくなる。


膝、腰も痛くなり、目も歯も悪くなり、それにつれて歩きも遅くなるし、行動ももたつく。


40代から50代に。

50代から60代に。

60代から70代に。

1歳年を取るたびに、1つづつ出来なくなる事が増える。


あっと言う間に、気力、体力、衰えて、気持ちは若いつもりでも、身体がついていかない。


年寄りを「老害」と嗤うなかれ。

若い人も必ず行く道なのよ。


それにしても、歳を取る程、配偶者の有難みが良く分かる。

支え合う為にも、必要な人。


若い時、子育てする時、必要な時にいなかった。

でも、若ければ体力もあるし、勢いに任せて何とかなる。


本当に必要なのは、年老いて、子供と言う緩衝材がいなくなってから。


最後迄、読んでくれた方。


若い時のキラキラした激しい愛情が消えても、ほっこりした温い愛おしさが沸いてくるのが、歳を取った夫婦の良さ。


喧嘩しても、腹が立っても、お互いを大切にね。


お婆ちゃんの戯言でした。