中学生の頃。

友達達と、恋バナで盛り上がった時。


相手から好かれて結婚するのと、自分の方が好きで結婚するのと、どっちがいいか?を言い合った。


私は、「絶対好かれた方がいい」と言ったけれど、他は皆、口を揃えて言った。

「自分が好きにならないのに、結婚なんて出来ない」と。

私は、「相手が好きになってくれたら、優位に立てる。何か不満を言われても、貴方が好きになったんだからって、言えるし」と言ったけど、私が負けた。


結局、高校時代もお付き合いの無いまま、入社して初めての夏。

夫に出会って、一瞬でビビビッ。夫は私の初恋の人。


別に告った訳では無いけど、強烈ビームを送ったら、受け止めて、ビームを打ち返してくれた。

やっぱり、結婚は好きになった人とするのが大正解。


そうして、50年間、ずーっと愛し愛されて幸せな結婚生活を送りました・・・・・・・・ 

なんて、お伽話があろうハズも無く。


結婚って、生まれも育ちも人格も全く違う他人が、共に一つ屋根の下で生活する、と言う事。


山あり谷あり、谷あり、谷あり


その永き結婚生活の中で、夫にも可愛い恋心があるように、私にも、可愛い恋心が芽生える出来事があった。 


しょうもない話しを少し続けます。