二度目の永遠が訪れて
心がどう処理していいのかわからない
あの日の永遠があの日のまま
新しい永遠を感じたとしたら
心はどう思えばいいのか
折り合いをつけるにしても
二度目があるんなら
二度目、三度目があるんじゃないかと不安にもなる
一度目の永遠にしがみつきたくなる
それが過去の記憶だとしても
今から目をそらし
過去に逃げ込みたくなる
過去は傷つけないから
でも
もう
過去は私を喜ばせない事も知っている
分かっている
なのに後ろ向きになるのは何故
季節が移り変わって行くように
混ざり合う季節に今があるのだとしたら
受け止めよう
あるがままの季節を
過ぎ去ってしか終わったことは分からないのだから
今を楽しもうと言うけれど
楽しめるかな
この感情の波を乗りこなせるかな
あの時手放した永遠がシーボトルに入った手紙なら
波打ち際に居る私の手元に今届いたのだとしたら
巡るご縁に感謝しかない
これをどう伝えるか
今日のところは眠るとしよう
本を閉じよう
今日のページに終わりを