海の見える見晴らしの良い駅のプラットフォーム
海を目の前にベンチに座っている私
私の前を愛や恋を運ぶ列車がいくつ通り過ぎただろう
ベンチから立ち上がり
停車する列車を見て過ごした
いくつ通り過ぎただろう
数えるほど通り過ぎてゆく
間に合わない?
少し
後一歩の所で列車に乗り込めない私に
やがて列車が止まる
最終駅
ここが最終駅の電車が止まる
それでも尚立ち上がろうとしない
私はあなたが降りてくるのを持ってる
この駅のベンチで
お役目を終えた制服を着て帽子を被るあなたが、制服の帽子を取りながら電車から降りて私の方へ歩いてくるのを迎えるのが私の役目
プラットフォーム
君の歌う歌を聞きながらこんな風景が見えたよ
プラットフォームに降り立つ君に
お役目ご苦労さまと伝えるでしょう