先日、
また塔ノ岳を歩いてきました〜
ほぼひと月ぶりなので
これだけ過去歩いていても
久しぶりだなぁ〜となります＾＾
この日の天気予報では早朝は弱い雨
徐々に曇りとなり、
昼からは「晴れる」とのこと。
出発時にはあがっているかと期待していた雨は残念ながら降り続いたままで
霧雨程度かと思っていた雨は結構普通に降っていました 
アレ？
今年の紅葉はさすがにもうピークは過ぎていて
この日はそのピークの後の「落葉」が素晴らしかったのです＾＾
秋真っ盛りの錦繍の彩りも最高に好きだけど
その後の降り積もった落ち葉の道も
同じくらい最高に、好き
木道が小川みたい
小川を流れる紅い葉っぱ
ウキウキとずっと足元見ながら歩いてゆく
まだまだキレイに残ってる樹もあり
そういうのはやっぱり立ち止まらずにはいられません
雨粒がキレイ
まさかのしっかり雨という想定外の天気の中で
想定外の素敵な道を歩けるなんて嬉しい想定外
赤い絨毯から
黄色い絨毯に変わり
小川の色も変わった
なんて美しい
この木道横のベンチで休憩しているおじさんは
私が立ち止まってずーっと足元の写真を撮ってるのを見て
不思議だったろうな〜 笑
そう感じてはいても、
なかなか立ち去り難い美しさでした
そして樹々から落ちる雨粒が
水溜りに落ちる時にできる、ガラスみたいな水玉。
水上のぷっくりと、水に映るプックリが玉となり
ガラスの風鈴みたい。
涼やかな音がチリリン・・・と鳴りそうなキレイな玉だった
美しい晩秋の登山道をステキだな〜と堪能していたら
前から蛍光色の生物が駆け下りてきました・・・
チャンプさん！
たぶんこの日持ってる、身に付けられるものを
全部着てる究極のULハイカー（歩荷）
この日、私達（まめふみ）は丹沢山まで行く予定でした
なので塔ノ岳まではいつも通り、それぞれのペースで好きなように登っています
（→要するにソロハイク）
私が塔ノ岳に先に着いて、まだ雨が降り続いていたので
「このまま止まらずに丹沢山まで進みますよ〜」とまめさんにライン入れましたら
「今日はちょっと調子が悪いので尊仏山荘で待っとく〜」と返事。
あんれま
。
まー、調子が悪いんだったらその方がいいね、と
まめさんには尊仏山荘で待っててもらいました
私は中途半端な位置だったので、とりあえず（？）、
丹沢山まで行ってしまおうと思い
その旨を伝えて進みます
雨は全くおさまる気配なく、このとーり
↑
これは昼から上がるどころか一日中降るパターンか・・・
天気予報、はずれたな・・・
と思いながら一人黙々と歩く
こんなお天気で丹沢山まで進む人なんかいないわなー
とか思いつつ、写真を撮りながらゆっくり進んでると
トレランもどきな人に追い越される
あら。もの好き・・・と自分のことは忘れて
丹沢山の木トカゲに挨拶して通り過ぎ
とうちゃく
ここまでお茶もほとんど飲まず
何も食べてこなかったので
さすがにエネチャージしとかないと。
丹沢山のみやま山荘でゆっくりするわけにもいかないので
トレランさんがそうされていた様に外のベンチで立ったまま、
雨に濡れながらコンビニのコロッケパンを一気食べ。
山専ボトルの温かいお湯が沁みた〜
塔ノ岳〜丹沢山の稜線は少し風もあり
丹沢山での休憩時も気温は冷たかったけど
ファイントラックのメッシュの下着と
メリノウールのパーカー一枚で大丈夫でした
メリノウールは色々な利点がありますが、
個人的には休憩時に体温を奪わない（汗冷えしない）
という効果を一番実感します
まめさんに「戻りますライン」を入れて、
丹沢山を後にします
すると
モヤがだんだんとれてきて
気がついたら雨も上がり
時折、陽が射す瞬間もありました（お？）
塔ノ岳に着いた時には雨があがっていました
尊仏山荘では、持ってきたパンを食べ終えたまめさんが
小屋で買ったカップラーメンすすっていました 笑
私はいつもの← ビールを頼み、持ってきた煎餅をバリボリ食べる
小屋番さんとなんじゃかんじゃと喋っていたら
あっちゅう間に時間がたち、今までいなかった登山者がまた
次から次へと入ってきたのでやっと小屋を出ることに。
すっかり雨のあがった山頂となっており
青空さえチラ見え。
いざ下山を始めると
これがまー、途端にグングンとお天気が良くなって
ひゃー 晴れてきたねー なんて言ってるうちに
あっという間に視界が開け、
ひと月前は美しく錦に染まっていた山肌が
すっかり落葉している姿が見えた
振り返ると
透き通る様な青空！うほー！
ええ〜！すごいね
！
↑濡れた傘を乾かして日傘にしちゃおう作戦（笑）
天気予報、当たったー！（晴れるの遅いけど）
当たったというより・・・
想像以上の晴れ感！
すごい！
女心と秋の空
富士山もモクモクの雲から顔だした
こんにちは〜ん！
今までどっしりと動かずにいた雲が一気に起きて
軽やかに動き出す
そして目の前に
見事な雲海が広がる
まるで3000m級のアルプスの様な光景
そして
雲海の中にマチュピチュが現れた
表尾根の、三ノ塔。
この天体ショーを暫く飽きることなく眺め、
思う存分互いに好きな様に、写真を撮っていました＾＾
そしてそんなステキな天体ショーやら
ステキな登山道を眺めながら降りていくと
またもや・・・・
本日2回目のチャンプさん（笑）！
1日に二回も重い荷物の上げ下ろし、ご苦労様です！
私のコンデジで撮ったシャボン玉の世界↑
まめさんの一眼で撮った水滴の中の逆さ森
帰りもまた飽くることなく
心ときめかしながら歩く
全てが美しい黄色い落ち葉ロード
まめさんの新しいレンズはシャッター音が優しいらしい
こんな秋を切り取るのに、ぴったりだね
クリスマスカラーのアーチを抜けると
赤い落ち葉ロード
カサカサと歩く足元は
紅葉の天の川
そしてその先に立っている
ダンシングツリー
くにゅ。
赤い星屑の絨毯
標高を下げるとまたガスに包まれた
黄色い星屑の絨毯
今年の秋も丹沢を歩けてよかった
どんな里山だって
山は大きくて深くそして美しく恐ろしい
深く歩こうが浅く歩こうが山は深い存在
今年の紅葉は今年だけ。
この落ち葉は今年の落ち葉。
今年の紅葉、今年の落ち葉は
もう2度とない
会えてよかった
この樹々になる葉っぱ
この足元に落ちている葉っぱ
全部全部を覚えていたいのに
一枚一枚を覚えていたいのに
それができないから尚のこと美しさを感じる
消えるものは美しい
命は美しい
触れることができる時間は短く
眺めることができるのもただの一時
ステキなハンモック
今年の丹沢の秋は、
これが最後かな・・・
本当に本当にありがとう
今年は何かと山に入れずにいたけれど
それでも大好きな大好きな秋の丹沢に
こうして会いに来ることができて本当に幸せ
人は 何かしらの事情があれども
会いにいかなかれば会えないという単純なことを忘れがちだなと思う
同時に、存在しない時間の「いつか」という言葉に安心して
動き続ける全ての大事な宝物を砂の様にこぼして生きていく
さか間さんへ＾＾
蕎麦豆腐、鴨の治部煮、イナダの幽庵焼
野菜天
中澤酒造 松みどり
りんごの生ハム巻き
言わずもがなの美味しさよ
店主さんがカラスミの仕込み中でした
カラスミってこんななの・・・
？
・・・・・（以下略）。
カラスミ大好きなんだけど・・・・。
・・・・（以下略）。
戸川公園ではライトアップが始まっており
とってもキレイでした♪
来年もまた、
秋の丹沢を歩けますように。
皆さんが会いたい人
会いたいものに
これからは、これからも、
会いに行けますように。
ありがとうございます
ふ
