①のつづきでーす
ドンドコ沢コースの3つの滝に感激しながら
ドンドコ高度をあげ
やっとこ最後のメインイベントの滝にやってきました
上の写真の場所にザックをデポしてすぐの滝まで下ります
そして
うぁぁぁあああああああああ~~~~ スゴイ!
声は出てしまうのですが
なんだか声を出しては憚られるかのような
神聖な轟です
写真ではこの迫力とビッグな感じは伝わりにくいかもですが
こういう時は、
人を一緒に入れて写すとその大きさが分かりやすいですよね
それがこの写真です
もう、なんだか分からないんですけど、
祈りたくなります
滝ってすごいエネルギーがあるのかもしれません
目に見えない世界のことはわからないけど
なんだか もう、
生かされてる恵みを、パワーを感じます
私達はたまたま平日登山だったので
このコースでメインのこのポイントも2人きりで堪能できました
このパワーを
そのまま直に受け取ることができて 本当に感謝です
心の禊をしたような気持ちになって ・・・。
名残り惜しいですが、出発しました
ここから先はそれほどキツイ道ではなく
歩いているとやがて
正面に鳳凰三山の象徴ともいえるオベリスクが見えてきて テンションUPです
ゆるやかな道を行き
ようやく
今夜の宿泊地、『鳳凰小屋』にとうちゃこです
小屋の方が気持ちよく迎えてくれました
バッヂは餓鬼岳(=¥1000)に続き高いんですが、
集めているので買いました
テン場は小屋のすぐ裏で、まあまあの広さ(平ら!いいね!)
この日は平日の為か、私達を含めて4張りのみで広々使えました~
最近ウルトラライトハイクが主流なのか
上の写真の紫のテントはこの大きさで男性2人で使用
右の黄色いのに関しては横になるだけの・・・
その店、私達は
豪邸です
今回鳳凰小屋のテン場にしたのは『水』が『湧き水』で豊富にあるから
というのが大きな理由です
私は去年南アルプスに訪れて
心底、南アルプスの天然水に惚れ込んだのです
普段スーパーでミネラルウォーターを買っても軟水同士では
あまり味の違いのわからない私ですが
そんな私レベルが本当にオイシイと感激したのです
湧き水は、小屋のすぐ後ろにあり
思ったとおり、最高に美味しかったです
小屋番さんも小屋食のお米をここで洗ってこの湧き水でご飯を炊くようです
最高ですね
私達はテン場ではなく
この水場の近くの小屋の前のベンチで飲み会&夕食にしました
山では寒いかと 辛ラーメンの野菜炒めのっけ
おいちかった~
我が家の豪邸(笑)
ところで・・・
テントって、腰を屈めながら出入りするので
腰痛持ちの方はキツイような気がします・・・・
あ、そうそう、こちらのテン場、石はないのでペグで
風もないので安心(ペグ打ちのトンカチ貸して下さいます!)。
あ( ´艸`)
鳳凰小屋のHPでこの日は『ビールが切れてます』とあったので
しっかり担いで行きました
そしてワインとウイスキーも。
キツくても これがあるから がんばれます
湧き水で飲むウイスキーは最高でした
食後のウイスキーを舐めながら、
翌朝のご飯を炊いておきました~。
翌朝は
レトルトのスンドゥブチゲ に持参の 豆腐と卵を混ぜて『チゲ雑炊』です
コーシーも頂きました
4時過ぎに、出発です
日の出を地蔵岳で迎えるには
この時期の日の出が4時40分なので CT1時間20分を考慮すると
3時過ぎに出ないと、ですが、
そうなると支度のノロい私達は1時過ぎに起きなくてはなので
ま、いっか
とこの時間になりました
登っている途中
真正面になんとも不思議な 大きな大きな月が見えました
朝から、南アルプス(がっつり!)だぜ・・・・・
やがて
途中で
とても美しかったです
できたての 朝です
だけど
この朝陽を見たのは
地蔵岳までの名物、蟻地獄の砂場の途中でした
噂に違わず、登りにくかったです
だけど途中から前方に
オベリスクが見えてきて
なかなか進まない足を
鼻膨らませながら ふんふん登りました
あ~~~~・・・・・
ひゃ~~~~・・・・・
うんうん・・・・
赤く、染まっていきます・・・
そして
空はやがて青くなり
完全に
今日 という日が
生まれました
つづく