具合が悪く
中岳避難小屋についた途端に横たわってしまった旦那ちゃんが
復活して歩けるようになったのは
私がここにとうちゃこしてから 約40分後でした
食欲もないままでしたが
少し寝て、少しマシになったというので
恐る恐るの出発をしました ・・・・・
中岳から分岐点まで歩いて、
分岐点から前岳までは往復で10分~15分位です
分岐点にザックをデポして、
私だけ往復してこようと思っていましたが
旦那ちゃんは「やっぱり行く・・・・」というので
がんばって2人で行ってきました
幸いにも今までに比べて平らに感じるくらいのなだらかな道だった上、
すぐの所だったので助かりました
(旦那ちゃんの後方が前岳です)
これで旦那ちゃんも『荒川三山』、登頂です
フラフラながら、がんばったー
ここからは一また一旦、
もう『いつもの』となった『激下り』・・・・
荒川小屋まで下って下って、下りまくるのですが、
この激下りはお花畑を下るので
なかなか気持ちがいいです(途中 鹿避けのサクを2度程くぐります)
そして途中でとりあえず次に目指す、
『荒川小屋』が見えてきました
見えてからも下って下って・・・・・
途中、何度も休憩を入れました・・・・。
その時に旦那ちゃんは
今回の山行の続行が自分は、難しい気がする・・・と言いました
なので
赤石避難小屋まではがんばり、今晩はそこに泊り(→予定は百間洞山の家)、
翌日そこから自分は東尾根で下山し椹島ロッジで待っている、と。
私はこのまま百間洞まで行くか、今晩は赤石避難小屋で、明朝早くにでるかで
聖岳経由で予定通り、椹島にもどるか・・・・
ということを話し合いました
(地図を添付できればいいのですが・・・わかりにくくてスミマセン)
とりあえず
赤石避難小屋で 決めよう・・・・
と、いうことになりました
なんとかかんとか、とりあえずは『荒川小屋』にとうちゃこ
キレ~イ
他のブログで見ていたこちらの『かき氷』が食べたかったんだあ~
旦那ちゃんに『かき氷食べるかき氷なら入るよね~』と
ウキウキ言うと『うん・・・食べる』というので
メニューを見ずに『かき氷、くださーい』と受付で言うと・・・
『今日はやってないんですよ~』
ぇぇえええええええ~~~~~~
がぁぁぁああああああ~~~~~~~んんっっっ・・・・
どど・・・・どうしよ・・・
ふとみると
受付にスイカ・・・・
『これ下さい・・・・・』
『¥200でーす!』
と、
いうことで、旦那ちゃんにかき氷を食べさせてあげたかったけど
スイカになりました・・・・
だけど、なんだかこれがよかったみたいで
旦那ちゃんはこのスイカしか食べれなかったけど
(→私はメンチカツパンがっつり( ̄▽+ ̄*))、
このスイカで少~し復活した感じがしました(←ビミョーな変化を見逃さない)
なので心配ながらも出発・・・・(私の写真も撮れるようになってきた)
だけど登りきった辺りからは
一旦、とても気持ちのいいトラバース
左前にど~~~~~んと赤石岳。
緩やかな道・・・・
『すごい・・・・』
『うん・・・・でかい・・・』
と圧倒されつつ
珍しく登りでも下りでもない道を堪能する
ここからはずっとひたすらに登り。
また
ひたすらに
ひたすらに
ひたすらに・・・・
赤石岳をめざして・・・・
登ります・・・・
トボトボと歩いていたら
大聖寺平で休憩してらした年配のご夫婦が
『がんばってくださーい』と手を振り、笑顔で声援?を送ってくれた
少し気持ちが丸くなる・・・・
そのひと言が、思いもかけず
人の励みになることもあるのだなあ
私も そんな声掛けをできるようでありたいな・・・
旦那ちゃん・・・がんばってます
トボトボですが・・・・
がんばって登ってきます
さっきまでいた、荒川小屋があんなに小さいよ
がんばれ 旦那ちゃーーーん
と
思ったら・・・・・
やっぱりダメか・・・・・
『ちょっと休む・・・』と言っては、
何度もこんな風に横にならないともたないようでした・・・
赤石避難小屋まで行けるかな~と不安がよぎる
ガスが増えてきたし・・・・
天気がもつかの不安も常にあった
引き返すにも、エスケープルートで降りようと思っても
途中にそれがない・・・
赤石避難小屋まではなんとしてでも行かねば~・・・・
不安でした。
まずは赤石岳の手前の『小赤石岳』へ・・・・・
様子を見ながらゆっくり歩く
だけど距離は開いてゆく
ゆっくり行くために
今まであまり撮っていなかった、
キレイな花の写真を何枚も撮りながら
立ち止まりながら
進んだ・・・・・
だけど・・・・
やっぱり気がついたら先に着いちゃった・・・・
暫くここで来るのを待っていよう・・・・
だけど
やっぱりなかなか来ない・・・・
中岳避難小屋の時みたいに、
何人かの登山者が来てはこの山頂で写真を撮って
休憩して、
そして出発していってしまった・・・・・
また、
山頂に私ひとりだけになった
さすがに心配になり
ザックを置いたまま
来た道を引き返した
これは 旦那ちゃんが、
私が引き返してきたのを見つけて撮っていた( ̄▽+ ̄*)
あとで、
「あんなフラフラでも撮ってるのが 写真を撮るプロ根性さえ感じるよね」と
笑いばなし。
フラフラとヨタヨタと歩いて来たのが見えたので
ザックを降ろしてもらい
小赤石岳まで空身で歩いてもらうことに。
↑・・・・また撮ってる・・・
『とうちゃこだよ~』(←、だから~・・・また撮ってる(笑)!)
旦那ちゃんもまた暫くこちらで休み
出発です
このまま、ザックを2つ持っていってあげることができたらいいのですが
よりによって今回はテン泊装備の荷物
私が60ℓ、旦那ちゃんが65ℓのザックです・・・・
私ひとりで2つ担ぐのはちょっと、無理でした・・・
赤石岳、そしてそのすぐにある避難小屋までとりあえず、
進みます
なんとかかんとか、とうちゃこ~
やったねー!よかった
ここから下ってすぐのところに、
赤石避難小屋があります(山頂から見えてます)
だけど
旦那ちゃんがこの山行を続行しないのなら
①赤石避難小屋泊(2分)で翌日東尾根にて椹島へ下山
②赤石小屋まで(2時間)下山して小屋泊→椹島へ下山
③百間洞山の家まで(2時間35分)歩き小屋泊→山行続行
さてどうするか・・・
『とりあえず、私、避難小屋でバッジとか買って、避難小屋の写真撮ってくるね』
と、たた~~~っと降りて行った
小屋前に、こんなのが置いてあり、『わあ~』とパチパチ撮ったりして
中の様子をみたり撮ったりしてたら(土曜のせいもあり、大盛況でした!)
入り口に『りんご』が売っていた
『これは旦那ちゃんにいいんでないか』と
思っていたら・・・・・
その旦那ちゃんがトコトコと頂上からこちらへ降りて来た・・・・・
あ・・・・来た・・・・・・
つづく