危機管理の対応・対策は災害だけでなく、法人そして個人でもその力量がその時試される。
地元仙台のプロサッカーチーム「ベガルタ仙台」が期待されて一人の選手の「 交際相手にDVで逮捕 」という暴力事件から揺れ、その責任は当該選手以外未だ未定のままだ。J1新潟でも選手の不祥事があったが、ちょっと遅かったもののフロントを含めて処分がされたようだ。翻って、なぜJ1仙台は遅々としてフロントの責任がなされていないのだろか。爺にだけ聞こえてこないのだろうか。
爺の個人的なことを言えば、 ブランメル仙台時代からクラブは知っていて、マルコスというストライカーも在籍していたことも、その他J2時代、清水監督ら名監督が在籍し、盛り上がっていたことも知ってはいるが、応援したこともユアスタに足を運んだこともない。同僚にチケットをやるからと言われてもいかなかった。そして、プロ野球チーム楽天も同じで応援といことはしたことがない。スポーツは好きだが、楽天という企業自体が好きではない。
ベガルタサポータもある時代は荒れて、選手らが乗っているバスを取り囲み罵声や今後の取り組みについて気勢を上げていたこともあり、このところそんなことをする気合?の入ったサポーターもなく、この17戦未勝利というのに、監督解任もない。いくら今季はJ2落ちがないとは言え、ここでも責任も取られていない。組織としていかがなものだろうか。不思議な組織だ。
チームカラーをサポーターのサービスという点でみて見ると、出待ちのサポータへのサインもしないチームもあるが、その点、ベガルタは練習場に行けばしてくれるらしい。実際に連れ合いが梁選手らからいただいている。中村俊輔選手がいた横浜ではしてくれる選手もいたらしいが、中村選手がなかなかもらえなかったようで、磐田まで行ってようやくもらった連れ合いが喜んでいたことがある。
翻って川崎フロンターレ。練習終わりに自らマジックを持って、居並ぶサポーターにサインや写真撮影に気持ちよく応えてくれるという。この神対応?に連れ合いはこれを機に川崎サポーターになった。今や、我が家のJ1ルームと呼ばれる連れ合いの部屋は川崎グッツでいっぱいだ。このコロナ禍でさまざまなグッズを販売しているが、連れ合いは応援の意味を込めて買いあさっている。
その川崎も今年6月にM選手が運転免許証の更新を忘れて車を運転し、無免許運転で警察にお世話になっていたことがあった。その際、チームはそのことを発表し、猛省を促すとともに公式戦1試合の出場停止処分、制裁金、社内奉仕活動の実施という独自の処分を科した。さらに、取締役強化本部長が減俸10%(1カ月)、化部長が減俸5%(1カ月)の処分を受けた。
チームの危機管理のとらえ方が仙台と川崎とでは雲泥の差がある。なぜか、サポーターサービスというか、サポーターを大事にする差がそのままなような気がするのだが。チームを支えるサポーターをどれだけ大切にすることができるかが、チームの危機回避につながるのではないだろうか。フロントと選手の一致団結する姿がサポーターを鼓舞するのではないだろうか。