北朝鮮のミサイル攻撃に不安を抱いている真っただ中の島国日本だったが、北朝鮮は遠征して漂流と称して漁を隠れ蓑に日本沿岸に押し寄せ、我が国の沿岸警備の薄弱さを露呈させている。爺が住む東北も青森、秋田、山形が日本海に面していて北朝鮮籍とみられる漂流漁船が漂着し続けている。
4日には、北朝鮮の木造船が漂着した北海道松前町沖の無人島から家電製品のほか、灯台のソーラーパネルが、現場から無くなっていたことが判明、海保の臨検を受ける前には船員が電化製品を海に投げ込むのが確認されているらしい。無人島では、日本じゃだれもカギがかかった家屋に入ることはまずない。現在の漂流船の船員=スパイ疑惑も含めて、これまでの沿岸部での日本の治安の常識は通じない情勢になってきている。他国のように沿岸警備隊のような機動性がある組織が必要になってきている。海保だけでは通じなくなっている。早急な沿岸警備の強化が必要だろう。
中国の尖閣対応も強硬になりつつあり、なおのこと海保だけでは危険な水域になってきている。憲法九条の問題もあり、日本の防衛対策も岐路に立っている。北朝鮮だけを問題視していると、中国はもとより韓国に足元を脅かされる。日本という国を「守る」ということを本気で考えなければならない。核保有はしないが、核の傘に守られている日本。しかし、米国がどの程度他国である日本を守っていく本気度があるかである。核保有も視野に入れた議論が活発になっていくのではないだろうか。
先の北朝鮮のミサイルが太平洋上に落ちた際は、「なぜ日本は撃ち落さなかったのか」と言った米国の見方もあったと一部の報道もあった。今後、沿岸警備も含め、防衛論議に拍車がかかっていく。