泌尿器科で診断後、薬局で尿道を広げるお薬と、痛み止めの二種類をもらい痛みのショックも少し和らぎながら自宅に帰ってすぐに薬を服用しました。

 

あの時の痛みが少しでも軽減されるならとの思いもあり、まじめに薬を飲もうと決めました!(結構忘れてしまうことが多かったので)

 

 

次の日、二回目の検査です!

早速検査室のベッドに寝かされてエコーの準備。

お腹ににゅるにゅるした潤滑剤を塗られエコーを当てられました。

妻が妊娠していた時によく隣で見ていたのをまさか自分がすることになるとは・・。

 

画像にどこが映っているのか自分ではわからなかったのですが、ぐるぐるゆっくりとお腹周辺を探索していると、先生から「見えませんね~・・。」という悲しいお知らせが。

「まあ、結石があるのは間違いないので出るまで待ちましょう!」と軽ーい返答で言われながらも、自分もあきらめモードの小さな声で「はい」とだけ・・。

 

「ちょっとほかのところも見ていきますね。」と言われ、私は診察ベッドの上でもうどうにでもしてくれ!となすがままにお腹をさらけ出していると、

「ああ、ありましたね!、ここです」との指摘が。

見せてもらうと画像の中に何やら黒っぽい丸い物体があるのが、私にもすぐにわかりました。

「これは腎臓の中にある結石ですね!画像での大きさだと、たぶん1cmくらいありそうですね。この大きさだと動いて尿と一緒に出る確率は50%くらいです。悪さしなければそのままあっても大丈夫ですよ!」

 

おいおい、さらっと言ってくれるじゃないか!人の体だと思って💦

 

先生の話では、詰まった場合は手術になりますとのこと、そしてこの大きさからさらに大きくなるかもしれないし、そのままかも。

そして動くかもしれないし、ずっとそのままそこにあるかもしれないとのことでした。

 

つまりいつ動くか予測できない大きな結石を腎臓に抱えたまま、ずっと過ごしてくださいねって事ですよね。

 

 

結石ってそんなものなのか!付き合っていくしかないんだなと、あまり深く考えないでいようと思いました。

 

それから平穏な生活をしていた4日後、自宅でくつろいでいると、ついに第二の激痛が!!

「うっ来た!」と妻に知らせそのまましばらく、「うう」、「ああ」、「うぐっ」と

何かぶつぶつ言ってないとやってられないいまま、痛みと一人向き合ってました。

 

 

五分ほどすると徐々に痛みが治まり出し普通の状態になりました。

最初に比べると冷静に痛みと向き合えたりもしていて、やはり原因が分かっていて少しの間我慢すればこの痛みから解放されると思うと同じ痛みでも違うものだなと実感しました。

 

さらに4日後、またも自宅で三回目、最後の激痛と戦い

さすがに三回目になると痛むときも来た来た!という感じで迎え入れ、悶えながら耐え忍びました。

 

最初が一番痛かったのか、慣れたからなのかはよくわかりませんが、この痛みは二度とごめんです。

まだ大粒の結石が控えているなんて・・、記憶の中から消してしまいたい💦

 

最初の激痛から3週間ほど経った時、職場のトイレで小便をしていると、「カチン!!」と小さな小さな直径3mmほどの石が出てきたではないですか。

 

 

こんなに小さな結石で私は苦しんでいたんだと思うと同時に、

じゃあまだ腎臓にある1cmクラスの結石が動き出した時は、どんな痛みになるの・・・。

 

と想像するのも怖くなりながら、今も体の中にひっそりと潜伏中です(笑)

 

まあ、なるようになる!としか言いようがないですが、あれから6年・・、

まだそのときは来ていません。

 

ちなみに出てきた結石の種類は「シュウ酸カルシウム」でした!

 

「そんなのどうでもいいわ!!」って気分でしたが・・(笑)