おはようございます
春節は天気も良さそうで、一安心なあまみです
今日も上海渡航準備で思い出したシリーズです
そう、私は非常に焦っていたのです……
夫の上海赴任辞令が出たのは、まさに中国ロックダウンの真っ最中
だけども、状況が状況なので、すぐには渡航できません
なので、実際に上海への帯同準備を始めたのは、ロックダウン後からでした
のんびりな上に計画をキチンと立てるタイプでもないもので、直前には大忙し
その結果、すっかり後回しにして、思い出したのは渡航の数日前
事前に契約したVPNが、現地で上手く繋がるか分からないので、Amazonなどで読みたい本や映画を事前にDLストックしなきゃ、という時でした
そう、ワタシ、これから住む国なのに、中国についての知識が非常にぼんやりしている…
後回しにしてごめんよ
だから、中国まわりの本を読もうと思っていたのに
(読書は趣味なので、楽しみでもあります)
こりゃいかん
で、Amazonにオススメされたものをいくつか読んだので、記録しておこうと思います
まずはこちら
池上さんのポイントを押さえた解説がとても分かりやすく、高校時代に戻ったかのような気持ちで中国近代史を学べる一冊
読みながら思い出したのは、ベトナム住まいの時、そしてシンガポール住まいの時それぞれのエピソードです
ある日、ベトナムの花市場へ訪れた際、ご高齢のベトナム人女性が話しかけてきました
ベトナム語で少し何か言った後に、ニコニコ笑いながら、「おぼえてる、うた」と言って、日本の歌を披露してくださったのです
またある日のシンガポールのバス停で隣り合ったご高齢の男性
単語、単語の日本語で、当時小さかった息子をあやすように話しかけて下さいました
お二方とも100%善意で、普段なら「日本語がお上手ですね!」から会話が始まるはずですが、
占領下時代が頭をよぎり、当時うまく言葉が出なかったのを覚えています
戦争を体験していない世代ですが、過去にあったことを頭の片隅で忘れずにいることが、
私にできる最大のことなのかな…
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この本を読むまでヤンチャン、存じ上げず…!
各省の特色や文化など、楽しく分かりやすく読みやすくまとめてあるので、私のようなビギナーは旅行へ行ってみたくなること請け合いです
中国はこれほど広大で、多様な民族と文化があって、それぞれが奥深き魅力で溢れているのですね
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中国の一般の方へのインタビュー集で、今そこで何が起きて、どう思っているのかが語られています
コロナについてのトピックもあり、私にとってはとてもタイムリーな話題を取り上げて下さっていたのです
どの国へ行っても、そこでご縁があった方によって自分の持つその国のイメージが変わりますが
そんな小さな一人一人の声を集めているので、より中国を身近に感じられる1冊でした
最後はこちら
大正10年(1921年)の上海を訪れた芥川の旅行記です
100年前の雑多で玉石混交な上海が、今でも保存されている建物はあるものの、ここまで変わったのだと驚きます
混乱、混迷しながらも変化してゆく政情についても触れられており、当時の市民の声を知ることができます
本は出会いのタイミングがあるので、おすすめというわけではありませんが
それぞれ読んでみて良かったと思える本でした
読んでいただき、ありがとうございました