おはようございます。



刑務所の収容者たちのワクチン事情についてお話しします。



実はこの夏から

日本の各刑務所において収容者のコロナワクチン接種が進められてきました。




私の関係先でも本日、1回目の接種が完了しました。





あらかじめ希望者を募り、予診票も一般の皆様と同じように記入。



みんな速やかに冷静に注射を受けていました。






今のところトラブルなく、大きな問題もなし。

一安心です。













収容者にワクチンを打つことに疑問を持たれる人もいるかもしれませんね。



ただ、これはとても重要なのです。





刑務所の中は閉鎖空間の集団生活なので、たった1人の感染者が出るとあっという間にクラスターが発生します。

船の環境と似ていますね。





すると急速に医療を要しますし医療費が跳ね上がります。もとは皆さんの税金ですから大事に使わねばならないのです。



また、刑務官や職員にも感染が広まり

外の世界へと持ち出されるのも時間の問題です。



刑務所から外の世界への感染拡大は

なんとしても避けなくてはなりません。






そのためには所内の感染対策が絶対に必要なわけです。





収容者はもちろんマスクもしています。

感染者が出た時のゾーニングもなされています。

できる限りの感染対策をして、

外の世界に迷惑をかけないように



これも矯正医療の役目でしょう。







いつかの富士山と夕暮れ