診療報酬詐欺の事件、

世間で騒がれていますから、みんなもご存知ですよね。





このBlogではあまり政治的思想的な内容は書かないのですが、
今回は無視できない事態なので、少し話しましょう。



診療報酬詐欺とは架空請求、水増し請求の事です。
つまり来ていない患者さんを来たことにしたり
やってもいない診療をやったことにするという意味。



国民健康保険には多くの壮年世代やフリーランスの職業のかたが加入しています。
こうした人々の月々の掛け金で、いざ病気になった際に医療費が支払われる。いわゆる互助システムなんですね。




今回の詐欺は、このお金が利用されたわけです。
つまり、みなさんのお金です。




悲しいかな、これまでにも架空請求や水増しはなかったわけではありません。
悪意の医療経営者が過去には何人か捕まっています。


医療に携わる者として、してはならない行為です。




しかし今回は、首謀者が反社会組織だという点と
医療機関が数カ所に及ぶ点、
患者側もサクラとして集められた共犯だという点が問題視されています。



保険の仕組みは難しいですから、みなさんにはあまり馴染みがないかと思いますが、



他人から保険証を貸してと言われても絶対に貸さないでください。
うまい話に乗せられないで。
それから、覚えのない診療明細が手元に届いた場合はすぐに医療機関か支払基金に相談してください。



保険証を使った詐欺をみんなで防ぎましょう。




間違ってこんな犯罪に加担する事にならぬよう、
各々が注意しあいましょう。




お願いします。