こんにちは。フミです。

 

「私の天命はどんな過去に隠されているのだろう?」

そんなことが頭の片隅に浮かびながら、

過去を振り返り、赤裸々に人生ストーリーを綴る世界観ブログを書いています。

 

 

昨日の記事はもう読まれたでしょうか?

まだの方はこちらから↓

 

 

 

世界観ブログ 047話 元氣になる声をもつ友

 

前回、辛い夏の練習について

書きました。

女子サッカーのチームメイトのみんな

私に良くしてくれる人ばかりで

それに励まされている部分もかなり大でした。

 

 

みんな、みんな良くしてくれて

この部活に入ってよかったと思えていました。

 

 

特に仲良くしてくれた友がいて、

私はその子のおかげで安心感を感じていました。

隠していましたが、元々は感情の波が激しい方でした。

でも、その友といると落ち着くのです。

 

今でも、その友の事を考えると、

心地よく安らぐのを感じます。

 

その友は、

私を見ると

「fumiちゃぁぁぁーん!」

とあいさつをしてくれるのですが、

その声が私はとても好きでした。

 

高くて明るくて通る声で、元氣がでました。

 

毎日毎日、顔を会わせるのですが、

そのあいさつは、いつも新鮮でなつかしく

暖かくて爽やかで

明るくてカラフルでもあり

安心させてくれる地味でもあり

とにかく元氣になる声でした。

 

私は、そんな友の声が好きでした。

 

 

声だけではありません。

 

友と話すのも好きでした。

私は人といると緊張しいです。

でも、その友といる時だけは、

素直になれました。安心出来ました。

だから、私の本音がぽろっと

出てしまうわけです。

私はよく、その友に質問しました。

「人生って何だと思う?」

「幸せって何だと思う?」

ほかの子には、話せない話題でした。

 

当時の私は、

常に生きづらさを感じていましたので、

哲学的な事に興味を持っていましたし、

なにより、苦しさのあまりに

「人生の意味」を考えざるを得ない心境に立っていました。

 

 

だから、ぽろっと。

でも、その友は受けとめてくれるのを感じました。

真に受けて一緒に暗~い雰囲気になるでもなく

無視するわけでもなく

反発するでも嫌な顔するでもなく。

ただ、そんなことを考えているんだ。ふ~ん。

という感じで寄り添ってくれました。

 

人生で初めての感覚でした。

今まで、けなされるか、褒められるかの世界で生きてきました。

0か100の世界で捉えていたのに、

ちょうどいいを感じたのです。

寄り添ってくれたのは、

 

この友が初めてだと思います。

 

 

趣味が一緒だったら話す話題があるから、

友達になれると思ってましたが、

この友とは一切趣味嗜好好みが合いませんでしたが、

こういう関係もあるんだと知ることができました。

 

 

とある日、

高校生活でたった一度だけ

その友が暗い顔をして一人で座っていました。

それで、「どうしたの?」と

ききました。

初めて、本音を打ち明けてくれました。

泣いているようでした。

 

 

 

私は、彼女に寄り添えませんでした。

自分がしてほしくない事を次々にしてしまいました。

軽い受け流し、薄っぺらい励まし、

悲しみしか生まれない期待を持たせるような言葉

彼女の心を無視してしまいました。

 

 

本当に幸せなってほしかったけど、

掛けてあげれたのは、薄っぺらい言葉

だけで、1ミリも寄り添ってあげれませんでした。

いい友であってくれたのに、

私はその子にとっていい友になれませんでした。

 

本当に申し訳なく思います。

 

ただ、その友の本音に寄り添ってくれる彼氏や本当の親友が

いて、そしてその友が肩の荷を下ろせる場所が

あることを祈るばかりでした。

 

 

そんな友は卒業後、声優の仕事をしたいと言っていましたが

彼女の声にとっっっっっても

癒され安心感をもらって元氣をもらった私は、

大大大大大応援です。ずーっとずーっと応援しています。

 

 

声は、言葉以外に多くのものが乗っていると思います。

元氣になる声を毎日聞けたあの頃に、戻りたい。

 

時々、一緒に黄金の鯛焼きを食べた事を

思い出しては、また一緒に黄金の鯛焼きを

食べたいなぁと懐かしく思います。

 

友よ、ありがとうございます。

 

以上 047話 でした。

 

 

ここまでお読み頂きありがとうございます。

今日のあなたの幸せを祈って願って信じて。

 

あなたの人生を応援してます(^▽^)/

 

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