こんにちは。fumiです。

 

「私の天命はどんな過去に隠されているのだろう?」

そんなことが頭の片隅に浮かびながら、

過去を振り返り、赤裸々に人生ストーリーを綴る世界観ブログを書いています。

 

昨日の記事はもう読まれたでしょうか?

まだの方はこちらから↓

 

世界観ブログ 022話 救いと癒しの時間に恵まれる

 

 

世界観ブログ 023話 いらないお手伝い

 

友達が、家の手伝いをしてる話をしたり、

新学期の目標に家のお手伝いをすると書いているのを目にすると、

私は自分が恥ずかしくなりました。

私は、家のお手伝いをしてこなかったのです。

 

3歳頃は、家に来たお客さんにお茶を出すのが好きな女の子だったようなので、

根は、家事は好きな方だと思うのですが…。

慢性疲労や自分に甘い所もあって、全然してませんでした。

 

 

とある日、

それではいけないと思って、

母親に、

「何か、手伝いたい。何か手伝うよ」と声を掛けると、

「いいよ!」というのです。

手伝っていいという意味ではなく、

あなたは手伝わなくていいよ!

「勉強や学校の事、自分の好きな事をしなさい」というのです。

 

その後も何度か言ってみるものの、

決まって

「いいよ!やらなくて」と言うのです。

 

専業主婦だし、家の事は私がするから、学校で疲れてるんだから手伝わなくていいよ。そんな母なりの愛だったのでしょう。

 

でも私は、好意的には受け取りませんでした。

あなたなんて、いらない。

あなたは、手際悪いし、どんくさいからむしろ邪魔になる。

あなたなんて、助けにならない。

あんたに教えている暇なんてない。

そんなマイナスのメッセージを受け取ってしまいました。

 

私は勝手に思いこみを作り始めました。

【私は役に立たない人間だ】

【私は必要とされない人間だ】

【私は邪魔な人間なんだ】

 

母の思いに反して子供が受け取ったメッセージがあまりにもかけ離れていて、

コミュニケーションが取れていない家族なのだったと今、気付きました。

子供ってネガティブな思いこみをたくさん作ってしまうものなのですね。

 

 

 

私は基本好奇心旺盛で、何事も一度試してみたいタイプです。

 

 

とある日、キッチンのシンクに山盛りに溜まったお皿が…。

その時、母は買い物で家を空けていました。

母がいると、お皿洗いはできない。

絶好なチャンス!そう思いました。

衝動的に、袖をめくっていました。

 

母が返ってきたら、きれいなシンクになって、びっくりして喜んでくれる顔が浮かびました。

 

私は、昨日母が使っていた、緑のスポンジに

洗剤をかけて慣れない手つきで洗い始めました。

お皿を洗い終わってから、母が帰ってきてほしくて

いつ帰ってくるかと内心、ドキドキしながら洗い物をしました。

 

 

洗い物が終わって、テレビを見ながら母を待っていました。

 

母が帰ってきました。

しばらくして、母が気付きました。

待ちわびてた「ありがとう、ニコッ」

ではなく

待っていたのは、

「なんでお皿洗ったの!」

「どのスポンジで洗ったの!洗わなくていいって言ってるじゃないの。」

と、怒っていました

 

 

実は、昨日まで使っていた緑のスポンジは、傷んできたのでシンク用にしたらしく、

新しいオレンジのスポンジがお皿用だったのです。

 

つまり、汚いスポンジでお皿を洗ってしまった。

お皿が汚れてしまったので、そのお皿たちは処分することになったのです。

 

余計な事をしてしまいました。

 

私はさらなる思い込みを作りました。

 

【私は迷惑な人間なんだ】

【私は人を助けることが出来ない人間なんだ】

【私は無能な人間なんだ】

 

その日から、お手伝いをすることはありませんでした。

基本、人の喜ぶ顔が何よりも好きな私。結構ショックでした。

その後は手伝わないことで、母を喜ばせようとしました。

少しおかしいですが、私が家事をしないことで上手く回るなら、私も楽だし手伝うことを諦めました。もし将来困るとしても嫁入りしてから苦労すればいいと思いました。母の望みの勉強を頑張ることも出来たのですが、ここは私の甘さが出て、

音楽や読書、睡眠だったりと自分の好きな事をする時間に当てました。

 

あの日以来、最近までは、誰かの手伝いをするのがとっても苦手でした。

友達、人に対しても、手伝わないことで,

迷惑を掛けないことで、

愛を伝えることが増えました。

 

 

自分は邪魔な人間だと思い込んでいたからです。

何かをしても、相手の意に沿っているかが気になったからです。

素の私は、人と感覚が違うことが多いので、余計に。

コミュニケーションを取れれば解決するのですが、それも苦手となると

独りよがりな行動になってしまうのです。

 

 

 

 

あの頃の自分へ。

人の喜ぶ顔が好きな私、そのままでいいよ。

人を喜ばせる情熱を忘れないでね。

でも、あなたは迷惑なんかじゃないよ。

【私は役に立つ存在】そう思っていいんだよ。

そのために、相手が何を何を望んでるか、

コミュニケーションを磨こうね、ゆっくりでいいから。

純粋なお手伝いをしたい気持ちが届かなくて残念だったけど、

いい勉強になったね。ありがとうニコッ!

 

 

以上 023話でした。

 

 

ここまでお読み頂きありがとうございます。

今日のあなたの幸せを祈って願って信じて。

 

あなたの人生を応援してます(^▽^)/

 

次回 世界観ブログ 024話 憧れの学級委員になっても に続く