なるほど、なるほど!!
「自己否定力」ってそういうことかー!これは大事だね。
と一気に読んじゃいました。
『リーダーは迷うくらいがちょうどいい』中武篤史著
自己否定力=気付く力
この本で書かれている「自己否定力」というのは、
自己肯定感の反対としての自己否定ではなく、
1:自身の「基準」「当たり前」「普通」
2:自身の「感情」
3:自身の「意思決定内容」
4:その他自身の「考え」や「結論」
この4つを否定し、自分で振り返り、そこから何かに気付く。
この力を「自己否定力」と言っています。
自己肯定⇔自己否定 という思考のメトロノーム
これはしっかり身に付けて自分のものと出来たら強いね!
【他者を受け入れつつも自分の考えをしっかり述べ、相手に心地よく納得してもらう
「アサーティブコミュニケーション(さわやかな自己表現)」的なスキルが求められる時代になっているのです。】(本書P.66より)
これ、たしかにそうだよなぁと。
この本に書かれている「自己否定力」のスキルがあれば、
仕事に役立つだけじゃなくて、人間力も磨かれそう。
自己否定力を発揮するために身に付けたいスキルとして、
*ツッコミスキル
*思い込み排除スキル
*拡散思考スキル
*相手の考えを把握するスキル
*俯瞰スキル
の5つがあるとして、それぞれ詳しくどういうものなのか説明されています。
またスキル習得のためのワークもふんだんに盛り込まれていて、
とても丁寧で親切な本でした。
交渉力のページもすごくわかりやすくて「なるほどっ!」と。
これは知っておいて損はない技ですね。
人を「動かす」から「動いてもらう」に変わってきている今の時代に、
知っていた方が良いことてんこ盛りの内容でめちゃめちゃ勉強になりました。
そういえば我が家の子どもたち全員まんまZ世代(1990年代後半~2010年頃生まれ)
だけど、ほとんどZ世代の特徴に当てはまらないことに笑える^^;
逆に子どもたちはZ世代同級生に悩んでたりするから、
この本、うちの子どもたちにも読ませてあげたほうがいいのかな(笑)