コメントたくさんありがとうございます。
明日、まとめてお返事させてください。遅くて申し訳ありませんm(_ _ )m
さて、怪談話の続きです。( 「怪談話・導入編 」 をまず読んで下さい)
が・・・どこから書くかどう書くか、ものすごーく悩んでいます。
まずは、当時の出来事を思い出せる範囲で書いてみようと思います。
小学校のすぐ近くに私の両親が営む店が入っているマーケットありました。
自宅は少し離れた所にあったので、朝は家から登校。
午後は、店に帰宅。
夕方までは、だいたい一人で遊ぶことが多かった記憶があります。
夕方以降は、マーケットの中の魚屋さんちのこうちゃんや、
お菓子屋さんちのNくん、乾物屋さんちやお肉屋さんちのお姉ちゃんなどと遊び、
夜店が終わったら家族で家に帰る。
そんな毎日でした。
小学校のすぐ隣に小さくて薄暗い駄菓子屋さんがありました。
その駄菓子屋さんのすぐ横には、「森」がありました。
一応東京都内なのですが、当時の地図にもその場所は「森」と書かれていました。
そこの「森」ではいろいろな事件が起きていると、話を聞いていました。
実際、学校からは「くれぐれも森に近寄らないように」との注意が毎回されていたし、
森の横の通学路は、「絶対に一人では通らないように」と、厳重に注意されていました。
子どもは自然の中で遊びたくなるものです。
なんで「森」に入ったらいけないの?何度か聞いた覚えがあります。
私の両親は特になにも教えてはくれませんでしたが、
年上の友達や、噂話をしていた近所のおばさんたちの話、
大きくなってから地元の友達に聞いた話をトータルすると・・・
あそこの「森」で8歳くらいの女の子が殺される事件があった。
何人も森に入ったきり行方不明になっている女の子たちがいる。
どうやら、当時そういう事件が多発していたようです。
私は学校から店に帰ると、よく一人で遊んでいましたが、さすがにあれだけ念を押されているので、
「森」には近寄らないように気をつけていました。
そんなある日、一人の女の子と友達になったのです。
その子から、私に声をかけてきたことをつい先日思い出しました。
「私、ひとりぽっちでつまらないの。一緒に遊ぼう」って。