19.05.19 柴又100k | ふむふむのブログ

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旅と山、参加したスポーツイベントなどについてだらだらと綴ります。
2013年から区切り打ちで始めた歩き遍路に関しては必ず綴るようにしています。
備忘録として、だらだら長く書いてしまうことが多いですが、お読みいただけると嬉しいです!

今年も柴又100kに参戦。

今年はUTMF中心のトレーニングしかしてこなかった。
トレイルを、歩きを織り交ぜながら100km以上走る練習や夜間の山岳走など。
基本は長い時間、長い距離の山道を休みながらのんびり動き続ける練習ばかり。
更に、減量もした。

練習はそれなりにやってきたので、完全燃焼仕切れなかったUTMFの後はぽっかり穴が空いたような日々を過ごしていた。
寝たいだけ寝て、食べたいだけ食べて。

UTMF前に1kg落としたが、UTMF後に3.5kg増えた。
基本自分は体重の増減は1kg、多くても2kg。
こんな一気に増えたのは初めて。

そして、そんなぐうたらな生活のまま、ろくにロードも走らぬまま、柴又100kを迎えてしまった。

前泊し、夜もたらふく食い、朝もたらふく食い…。
完全に食欲を抑えられなくなっている。
腹一杯、若干胃もたれで会場へ。

スタート前に応援に来ていたさえさんが声をかけてくれました。

何だかんだで10時間は切りたいと考えていたが、この身体では厳しいだろうな。

6時40分スタート。

100kmという距離自体はまぁ大丈夫だろうけど、久々の舗装路でかつ100kmだと足はダメージ出るだろう。

今年は行けるところまでは行き、ダメージ出たらのんびり行こう。

最初は5分10秒台から20秒台で。

40kmで足は既にだるく、5分30秒から40秒ペースに落ち、50km手前でキロ6分近くにまで落ちる。

バテる…、暑い…、でも汗が出ない。

もともと自分は汗っかきではなく、5月は暑さへの順応が出来ず、ジョギングすると熱がこもり熱中症っぽくなる。
それを何度か繰り返すと汗が出るようになり、5月下旬には本調子になる。
以降は暑くなっても大丈夫、むしろ暑い方がいいくらい。
なので自分にとっては6月のほうが走りやすい。

だるだるで頭ぼーっとしながら49.1km地点の五霞町ひばりの里着。
消化器の調子が悪い。
トイレへ駆け込む。
ガスが出るだけ。
吐き気もするが吐けない。
仕方なく出発準備。
経口補水液を飲み、固形物は受け付けないので、ジェルを多目にポケットに突っ込む。
さあ出発。
と思ったところで腹痛。
トイレで排便。

これで少し楽になった。

後半戦だ。

しかし暑さでペースは上がらず。
早々にキロ6分オーバー。
こりゃやはりサブテンは無理だ。

河原へ出ずにしばらく田園をあっちへ、こっちへと走る。
それがなかなか辛い。
河原に出れば「復路」という気持ちになれるのだが。

身体を壊さない程度に、トレーニングのつもりで走れるだけは走ろう。
そう自分に言い聞かす。

ようやく河原へ。
毎年の事だが向かい風にあおられながら江戸川を下流へ。

喉が乾くがお腹はタポタポ。
そしてたまに襲ってくる腹痛に耐え、のんびり走る。

復路でも2回トイレに入る。

右の腸脛靭帯と半月板が痛む。

姿勢も意識出来ない。

爪も痛み始める。

痛い所だらけだ。

しかも頭はぼーっとするし、ペースは早くないのになかなかキツイ…。

のんびりでもエイド以外は走り続けることを目標とし、ゆっくりでも走る。
エイドでは水を首、腕にかけ、身体を冷やす。

85kmを過ぎたあたりで1km平均が6分を超える。
3年連続サブ10は残念ながら達成できず。

それでも何とか歩かずにゴールへ。
10時間15分43秒。
まぁ、今の身体ではこんなもんだろう。

ウルトラマラソン で結果を出すにはウルトラマラソン のためのトレーニングをしなきゃいけないことがよくわかった。
そしてUTMF以降、怠けてみて、ウェイトコントロールや、運動と食事の調整はレースに大きく影響することを実感した。
今までそれなりにやっていた準備や調整が大切なことを再確認した。
 
自業自得な結果ではあるが、開催が6月から5月になってしまったが(個人的には6月開催の方が良い)、それでも自分の中では毎年恒例のイベントとなっている。

運営も年々良くなり、辛いながらも楽しく、気持ち良く走らせてもらえている。




帰宅後、PCに向かう。
幸い、信越五岳の100マイルにエントリーできた。

また、新たな目標を作りコツコツやっていこう。

秋までは100マイルのための練習をし、冬にはもう一度フルマラソンサブスリーにチャレンジしたい。

次のレースは7月の富士登山競走。