夜は冷えました。
6時出発予定でしたが、フロントガラスが凍っており、溶けるまで数分を要した。
天気は良さそう。
奥社駐車場に車を停める。
蕎麦屋では既に蕎麦打ちが始まっている。
朝日が戸隠山を赤く染める。
戸隠モルゲン。
参道を進む。
随身門。
随身門で五社巡り組は鏡池方面へ。
我々は奥社方面へ。
ここからの杉並木は神聖で荘厳で、大好きな参道です。
参道を進む行者の皆様。
信越五岳の無事完走のお礼参りと、今回の安全登山の祈願。
背後にそびえるギザギザを目指します。
登山届を記載し、戸隠山へ登ります。
一気に高度を上げます。
昨日の雨のせいか、朝露のせいか、落ち葉や木の根は濡れており滑ります。
長い道のり、バテないようにゆっくりと登ります。
日が昇り、日差しを受けると徐々に身体が温まってきます。
紅葉が綺麗。
休み休み急登を進みます。
徐々に土が少なくなり、岩が出てきます。
視界が開け、前方には岩。
岩の凹みが長屋のようになっている50間長屋。
ここで朝食。
宿で出して頂いたおにぎりを食べる。
その先すぐに、更に長い岩の凹み。
100間長屋。
五社巡り組から鏡池の写真が届く。
見事な逆さ戸隠山。
身体が二つ欲しかった(笑)。
岩場、鎖場は続きます。
八ヶ岳と富士山。
そしてついにやってきました、核心部の蟻の塔渡り。
両側が切れ落ちたナイフリッジ。
這いつくばって渡る姿が蟻に見えるから蟻の塔渡りと名付けられたそうです。
何とか何とか歩いて渡りますが、幅が狭い所は手を着いて。
行者の皆様も慎重に進んでいきます。
両足がしっかりと着ける地面が有り難く思えます。
班長の法螺が響きます。
五社巡り組から「法螺の音が聞こえました」とLINEが届く。
更にひと登りすると八方睨着。
お昼休憩。
風はそれほど強くなく、穏やか。
身体も冷えないので、お湯を沸かしてカップラ食べてのんびり休憩。
ここまでは順調。
予定通りの時間で来ている。
(つづく)