国語の教科書に出てたちょっと好きな話  ブログネタ:国語の教科書に出てたちょっと好きな話  参加中


小学校何年生の時のだったかなぁ。国語の教科書の中で、今でもすごく覚えている物語があります。それは「花いっぱいになあれ」というお話。

(ここからは記憶をたどって書いているので実際とは内容が異なっているかもしれません。あくまで私の記憶の中での物語ということで^^;。)

とある小学校で、児童たちが「花いっぱいになあれ」といいながら花の種を紐にくくりつけた風船を
いっせいに飛ばします。するとそのひとつが山を越え森に降り立ち、その森に住むキツネさんに発見されます。地面から伸びた紐の先についている赤い風船を見たキツネさんは「こんなお花、初めて見た!なんてきれいな花だろう。」と大喜び。その日からまいにちその花(=風船)に水を与えて大切に育てます。
しかしそれはしょせん風船。日に日にしおれていき、ついには地面に落ちてしまいます。キツネさんは悲しくて泣いてしまいます。

しかし物語はそこでは終わりません。風船がしおれた跡地に一本の新芽が生えてきます。そうです。紐に付けられていた花の種が芽を出したのです。喜んだキツネさんはその芽を大切に育てます。
すると茎はどんどん上へ伸びていき…とうとうお花が咲きました。その花は…ひまわり!


わーものすごくイイお話^^。今思い出してもものすごく癒されるわ~。


でもこの話、確か花が咲いておしまいじゃなかったんだよなー。ひまわりの花がしおれて再び悲しい気持ちになったキツネさんでしたが、そのお花からたくさんの種が取れて…


①新たなひまわりをたくさん育てた。

②種を食べたらとてもおいしかった。


この両方の結末の記憶があるんだけど、実際はどっちだったんだろう。
①ならものすごくタイトルに沿った結末だと思う。でも、②の結末のくだりに「香ばしい」という言葉が出てきて、初めてその言葉を知ったという記憶がものすごーく鮮明に残っている。



今度「花いっぱいになあれ」の本、探してみようかな。