＊＊＊ 新しい魔法 ＊＊＊
EK部長PCの全く使われていなかった大容量ハードディスクを使えるようにした私。
これで便利になった事を証明できて私も満足だった。
”魔法”
を目の当たりにした他の社員、これを機に私への相談が倍増する。
しかし私はシステム屋ではない。
上記のハードディスク運用だって私も“おっかなびっくり”でやったくらい。
まあ、自分の部署にあるノートPCで初めてハードディスク初期化したくらいだからねぇ。
それでも「PCを買い替える事はできないので今のままでもっと早くならないか？」の相談にはメモリー増設を行う事に挑戦。
これも初めはおっかなびっくりだったからねぇ。
まず、対象PCのメモリー量を確認して増設できるか調べる。
増やせる事を確認するとPCショップに増設メモリーを買いに行く。
PCの筐体をドライバーで開ける。
基盤を確認し、静電気に注意しながら空いているスロットに買ってきたメモリーカードを差す。
元に戻して電源を入れる。
起動時のメモリー数字が増えている事を確認してめでたしめでたし。
新たな魔法の誕生だ。
こんな仕事が増える。
これで履歴書に”システム改善、運用”のスキルが追加された（笑）
何か最近見たアニメみたいだな。
敵を倒す度にスキルアップしたり新たなスキルが増えたり。
ハードに関しては頑張ってそれくらい出来るようになったが、ソフトとなるとこれは全くの専門外。
Y社で使用しているのは当時、一番人気だった”一太郎”でもシェアを広げつつある”MS‐word”でもないワープロソフト。
「ここの文字を強調したい、文頭を合わせたい」
と言われてもどこか操作すればできる事はわかっていてもそれがどこかなんて知らんがな～
そんなこんなで日々は過ぎて行ったのであった。
