*** 謎多き人間達 ***

 

“出勤拒否”の二人組を訪ねた私。

しかし何で派遣先が決まったというのに出社しないんだ?

うれしいのが普通じゃないのか?

遣先の現場には近いが、会社からは遠く、と言う事は私も確か朝早く自宅を出たのではないか?

やっとこさ到着したが、不在。笑い泣き

場所が遠いだけに出直すという訳にもいかず、ランチを食べたり近辺に怪しい店等ないか(飲み屋とか沢山あるとねぇ無気力)とか調べたりして何度か訪ねた後、やっと会えたのは午後2時くらいだったかな!?

 

で、事情を聞くと会社に騙された、と。びっくり

騙された?

穏やかじゃないな。

どういう事!?

彼女達はある地方都市の就職説明会でB社を知り入社を決めたのだが、その時に派遣スタッフとして採用されるとの説明がなかったと言う。

ええ!!ガーン

当然のようにB社の新人研修は私が担当したのだが、当たり前のようにまず会社概要から始めた。

その場で初めて自分達が派遣社員待遇だと知ったらしい。

彼女達は地方都市でそれなりに会社員として働いていたのを辞めてまで東京に出て来た。

家族の反対等押し切り、それなりの覚悟で上京してきたのだ。

(止めてくれるな、おっ母さん爆笑

当然プロパー待遇が必須条件だったと言われれば納得できる。

その重大な事を言わなければ「騙された」も嘘ではない。

それで新人研修の時に変な顔していたんだな。

さぞかしショックだった事だろう。

彼女達は涙していた。プンプン

でも出勤拒否はやるべきではなかったな。

という事を彼女達と話して会社に持ち帰る事にした。真顔

 

この地方都市での就職説明会を担当したのがX氏だ。

そのX氏、私の報告を聞いて開口一番

「何で派遣社員なんて告げたんだ?」

はぁ!?

「言わない方がおかしくないですか?」ムキー

「ウチ(B社)はハードウェアのプロ技術集団の会社。行く末は正社員になってもらって…」

私の怒りは増すばかり。

「いやいや、何と言おうと今は派遣会社だし、派遣スタッフなのは事実ですよね。一番大事なポイントじゃないですか?」ムキー

「・・・」

たぶん私の顔つきが変わっていたのだろう。

彼はそれ以上の言葉を出さなかった。😁


この人、これまですべてこうして生きて来たのだな。

どうも初めから何かモヤモヤしたものをB社にも人間にも感じていたが、すべてこのやり方が原因だったのだ。

そう合点すると既述の移籍時の話もそうだし、この人の仕事が何かわからないのもこういうごまかし仕事しかできず、最後には取り繕うのを常としているからだと理解できた。電球

 

二人組に事情聴取しに行くのをX氏がどうしても自分が行くと言い張るのを社長サイドが制止して、私を指名したのもそれを察していたからだろう。

結局、二人組は去って行った。

当たり前か。バイバイ