＊＊＊ ３６代目愛車（４） ＊＊＊
ダイハツ タント 5ドア 660CC 4AT
タントが壊れました。
壊れたと言ってもマフラーが寿命を迎えただけだけど。
前兆はあった。
乗っていて何かカタカタ音がするなと思っていた。
ショックが終わっている（ガスが抜けている）のでその辺りで金属がぶつかっているのかな、と思っていた。
が、先日エンジンをかけたら妙に良い音がする。
別にそれ以外はいつもと同じなので出かけて行った。
普通に走っている時も変速するときも妙に音がして、
「お、ついに最後のあたりか？」
と喜んでいたのだが、それにしては音が大きすぎないか？
ラジオのボリュームもいつも通りのはずだが聞こえない。
一旦目的地について所用を終わらせ、帰途に着くべくエンジンをかける。
「バオン、ドドド」
ん？
これでは暴走族ではないか！
ここで初めて気付く。
「マフラー、抜けたっっ」
ずーっと昔に友人が初めてのマイカーで中古のアコードを買って毎日のようにちょい乗りをしていたところ、1年くらい経っていきなり爆音がし出した。
おいおい暴走族にでも入ったか？
早々に修理に出したところ
「マフラーが腐って穴開いていた」
そう、ちょい乗りばかりしていたので水が溜まって穴が開いたのだった。
なるほど、クルマのエンジンは裸だとこんなにうるさいのだな、と実感した。
そう言えばレースカーのエンジンってこんなだもんな。
その時とまるっきり同じ音。
タントはＫカーなので、ディーラーで新品交換しても7～8万円だろうが、何度も述べているようにショックも寿命が来ているのでどうするかな？とクルマ屋さんと話したばかりだ。
ショックも変えてマフラー交換となるとそこそこの金額になるし、それだけ投資してあと数年乗る意味（価値）はあるのか？
ずっと乗り心地を気にかけていた私。
すぐという事にはならないだろうが、いつかは足回りが原因で走行不能に陥る可能性もなくもないのではないか？
そう思っていた矢先の”スポーツマフラー化”だ。
まあ、好事家にとってはこの音もまんざらではなく、実は私も”良い音だ”と思っていたのが正直なところ（笑）
特に変速した時の音の変化が実にイイ
が、このままだと車検は通らないし、早朝深夜には運転できない。
思案のしどころだな。
