*** コンサルティング会社 ***
この会社はA社を辞めた直後に入った会社で、経歴的には3社目になるのだが、他の会社が現在は存在していないのに対してこの会社はバリバリ堅調な存在なので昨今の”掟”もあるのでここは簡単に経緯だけを残しておく。😁
技術者を諦め、庶務業務を経験した私。
では何の仕事をするのだ?
はたと困ってしまう。
これといったモノがない。
学生時代に逆戻りだな
求人を見ても総務庶務業務ってあまりないんだよなぁ。
あっても女性だし…
ブルーカラーに戻るのはわけないけど、もう少しホワイトを追求したいなぁ。
良く考えたら学生時代、宣伝・広告をしたかったんだよなぁ。🤔
で、そっち系の求人を探していると“マーケティング”業務というのがあった。
マーケティング?
市場調査、分析と言われる仕事。
今も昔もあまり馴染みがない。
まあ、欧米あたりではそれなりにあるらしいが、日本でそのテではコンサルティング業務に入るか?
例えばビールはどのメーカーがシェア〇パーセントで云々、ではそのシェアを上げるにはどうすれば良いかというのをアドバイスするのが仕事だ。
面白い。
で、入ったは良いが私が配属されたのは市場調査部門で、上の例で言えば自分の足で酒場やスーパーを回って実際のパーセンテージを報告書にまとめろという仕事。
それはそれで面白いのだが、当時の私はその下流工程、つまり
「シェア奪還のためには広告戦略を考えましょう」
というまさにコンサル仕事をイメージしていたので畑が違うなと思い辞めたというのが経緯。
相変わらず学習しないヤツだな。
”即実行”が裏目に出た形だな(笑)
もう少しD氏を見習えって感じ。
在籍期間は1年くらいだったと記憶しているので大した仕事はしていないが、一つだけ”自慢”は私の資料が某メーカーの新製品発表会の時に参考資料として大々的にスクリーンに映し出された事。
少しだけ”仕事したな”と思った瞬間だった。
結果としてこの会社はコネも何でもなく、自分で探して入った会社なので妙な”しがらみ”がないのでそういう意味では鍛えられたとも言える。
バイトの延長でも知人の誘いでもないゼロからのスタートで初めてライン部門の社員として実績を上げたのだ。
何かを得た満足感があった事はその後に活かされる事になる。