卒論の指導教官だった先生と久しぶりに会う。


やれボランティアだ就活だ、イスラエルだパレスチナだと

何かと理由をつけては卒論ゼミをサボっていた僕を、

最後まで見捨てずに指導してくださった先生。


先生は語る。


歴史学とは、全く異なる世界に深く深く潜っていくダイビングにも似てて、

けれど難しいのは、海の中に深く深く沈みながら、

そこから必ず戻ってこなければならないこと。


だからね、それぞれの価値観の中に深く深くダイブしながらも、

その海に沈むことなく、

浮かび上がって自分の言葉で海の様子を語ることが

とっても大事なんだよ。


そう、まるでバイリンガルみたいに。


先生は、今度ゴスペルのCDを出されるそうだ。

夜は更けて、家路につく。


会話の反芻。幸せな時間。


おいしいコーヒーをありがとうございました。