珍しい竹 | 老後を楽しむ

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偶然に見つかったのですが、腎臓に癌が見つかって4月に摘出手術をしました。幸い、早期発見だったので今は元気に暮らしています。女房とこれからの人生は楽しみながら暮らしていこうと思います。

前回のブログに少し書いたのですが、6月9日に群馬県に、ある花を観に行って来ました。


今まで、いろんな所へ行って、いろんな花を観て歩いているのですが、その時に観に行った花は初めて観たゴデチアという花でした。


もう、見頃を過ぎて終わりの頃に近づいていたのだと思います。


我々が行った時に他に来ている人もいなかったし、花畑の中に雑草が伸び放題になっていたので、もう管理されていないのかなあと思いました。

それでも見事で我々の目を楽しませてくれました。


とても見事で遠くまで出かけて行った価値があったと満足しました。






私たち夫婦のドライブは、時間を気にせずにフラフラと寄り道をしながら、のんびり楽しんで一日を過ごしてきます。

帰りが、遅くなりそうな時は高速道路で帰りますが、できるだけ寄り道を多くしながら帰って来ます。

道の駅やお寺や神社が目に入ると、時間が許す限り立ち寄ります。

有名かどうかは関係なく、小さな神社でも鳥居が有れば車を降りて参拝します。

自分達の家族、新しく始めた仕事の仲間の健康と発展を見守って下さい!と神様や仏様にお願いします。

目には見えなくても、自分の心の中では、これで守られるという安心感で満たされるんです。

その日は、花を観に行った帰り道、車の運転をしていたら眠くなってしまいました。

女房に眠くなったので、危ないような気がすると言いました。

女房は、「それは大変だ!どこかコンビニにでも立ち寄って、コーヒーでも買って暫く休憩しようよ!」と言いました。

私は、それよりも車から降りて少しでも歩いた方が眠気が覚めると言って、ナビで近くにある神社を探しました。

一番、近くにあると表示された神社は、通りから人気のない細い道を入って行った先にあって、イメージしていた神社と違って、ここには誰も来ないだろうなというような寂れた神社でした。

二人で参拝しようと歩いて、小さなお堂のような建物に行ってみたのですが、お賽銭箱も置いてなくて、これでは、せっかくお参りに来てもお祈り出来ないじゃないのと思いました。


何だか誰にも、見てもらっていなくて忘れさられているような神社みたいに思いました。

でも私たち夫婦は、出かけたら必ず、何処でもいいから神社やお寺にお参りに行かなければいけないというような習慣があるので、いつものように神様に手を合わせて来ました。

神様に祈願をし終わって車に歩き始めていたら、女房が横に立っていた小さな看板を立ち止まって、ずっと見ているんです。

「どうしたの?」と声をかけたら女房が「ここの竹、何だか国の天然記念物らしいよ!」と言うのです。


何気なく見ていた、すぐ横にある竹林に近づいてよく見てみると、驚きました!

えー!自然に、こんな模様ができるの?と不思議に思いました。

キンメイチク






一節ごとに黄色い模様が有るんです。

何で!こんな模様になる必要があるんだろう?
変なの!
と思いましたが、偶然にも眠気覚ましに神社でもお参りしようかと立ち寄ったら、国の天然記念物を見られて…。

何だか導かれたような気がしました。

変わっている竹を見た事があるのは他にも経験が有ります。

普通は竹の断面って丸くなっていますが、自然に真四角の竹の群生を見た事があります。

四角い竹は切って使ってみようとすると、長持ちしなくて物を作るのには向いていないので、利用される事はないみたいです。

他にも、布袋竹とか亀甲竹とかが自然と生えているのも見た事が有ります。

竹の花も何回も見ています。

この年になると、今までいろんな物を見ていますね。

おかげさまで、今月で69才になります。

まだまだ面白い物を見て歩こうと思います。