デイナ。
クラスメイトで寮の部屋も隣り、スタディ・バディーとして一緒に予習もしたり、僕の人生相談にいつものってくれたワシントン州出身のおじさん。
このおじさんにどれだけ精神面で助けられたかわかりません。
ずっと「英語教師になること」に対して迷いながらの大学院生活だった分、いつもことあるごと、部屋をノックして話を聞いてもらっていました。
このデイナ。
今は50代後半なのになぜ大学院で学生をしていると思いますか?
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実はデイナ、ワシントン州のある大学の教授なんです。
専門は古代ギリシャ語・ラテン語。笑
「ことば」への情熱が尋常じゃないんです。
いつも「ことば」について新しいことを発見したとき、まるで少年のように超オーバーリアクションで喜んでいました。
なにかデイナの大学で来年度以降に留学生用の英語クラスを開設するらしく、大学側から学費をもらい、1年間SITで学び、ノウハウをもって帰るために来ていました。
デイナ、ラテン語ギリシャ語の教授ということもあって超頭がよく、またダンスにバイクに多趣味。
それでも26歳の僕相手にいつも同じクラスメイトとして対等の立場で付き合ってくれました。
若い学生の中に入って一緒に遊んだり、パーティーでは人一倍はしゃぐし、めちゃくちゃ若いんです。笑 (写真はアップしません。笑)
(すげ~なこのおっさん!!笑)
(なんで60歳に近づいている中、こんなにも学ぶことに貪欲で、若いスピリットでいれるんだろう??)
デイナと話している中で、おそらくこういうことじゃないかなってことがわかってきました。
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デイナ、今は大学教授で、しかもその学部の責任者みたいな人なんですが、
実は高校中退してるんです。
中退して、その後、アメリカ国内、そして南米をヒッチハイクで旅したんだと。
そしてフリースクールに入ったといっていました。
(アメリカは公立高校以外にもフリースクールをはじめ、色々な形態の学校があり、それも社会的にかなり認められています。)
そこで数学にハマったらしく、一日中、数学をやっていたというんです。
それから「ことば」や戯曲の面白さに魅了され、大学進学後、「ことば」と劇の勉強を始め、修士、博士号をとり、教授になったと・・・。
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この生き方の中にものすごい「自由な発想」が満ちている感じがするんです。
そしてとことん好きなことを追っかけています。
だからいくら歳を重ねても、「もう歳だから」という固定概念が頭の中に湧いてこないと思うんです。
(こんな大人になりたいなあ・・・。)
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デイナの存在はなんだか歳を重ねていくごとに、さらに大きく大きくなっていくでしょう。
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そして、
高校中退した当時のデイナは、自分の才能に気づいていなかっただけなんでしょう。
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自分の学びをダンスで表現するデイナと(は~すげぇなぁ~)と後ろで感心している小生

