話を大学生活に戻します。
2007年、大学3年時、インドから帰国した僕はラグビー部の主将を務めました。
必死の勧誘の甲斐あってか、入学時7人だった部員も25人にまでなり、部内では数え切れないほどのぶつかり合いもありましたが、最後はチーム一丸となり良い形で終われました。
引退後、しばらくもぬけの殻となっていましたが、ふっとラグビー部を引退し、不都合な真実に気がついてしまったのです・・・。
僕はラグビーをとったら何もない・・・。
今までラグビーしかしてきませんでした。
英語も勉強してきましたが、人に自慢出来るほどでもありません。
ラグビーをとった自分・・・。
何も残ってはない!?
ちょっとショック・・・。
それならば、「新しい自分」を創ろう。
ラグビーにとって代わる何かを、新しい環境でつくろう。
外大生恒例の「休学」という選択肢を選びました。
僕はオーストラリアの大学に一年間留学することに決めました。
その大学、オーストラリアでも一番の大学ということで期待大でした。
欧米圏の大学は寝る暇もない程勉強しなければならないとききます。
(よっしゃ!)
ラグビー、浪人生活を通して「努力し苦労した先に成功や感動、充実感がある」というマゾチックな価値観で凝り固まっていました。
翌年の留学に期待を膨らまし、ひょっとしたらパツキン美女と・・・などと淡い恋心を抱きながら・・・僕は出発前日までジムで筋トレに明け暮れました。
悲しいかな、準備というと身体を鍛えることしか浮かばなかった私の脳みそ・・・。