さてー。セッションとランチが終わったらファッションコンサルです。
とはいえ
小倉に降り立った時から下見を始め、セッション中もランチ中も清流君の影をちょいちょい感じる。
影なのかinしてるのかはよくわからないですが。
ていうかセッション中は自分から話ふったんですけどね。
服とか好みがきっちりある私ですが
なぜかいつも財布に関しては求めるカタチが見えない。
いや、正確に言えば服も「こんなの着たい」というビジョンはないんだけど
出会えばわかる。
あ、だから出会ったことないんだ。運命の財布に。
女性ものの財布にとんと食指が動かないというか、それを持つ自分がなんか嫌。
他人が持ってるのはかわいいと思うのですけどね。
自分がこれをもって生活してるってちょっとな、と思ってしまう。
うーん???
服より何より一番自分のアイデンティティを現すのかな、もしかしたら。
ここ何年かでときめいたのってオロビアンコの財布だけ。
すっごくかっこいいしかわいかったのですよ。
ただ高いので(3万前後かな)そのうち買おうかな~とは思ってて。
けど、何か違う気もしてて、セッション中に財布の話を持ち出してみた。
「男物のお財布をもちたがるのって自分で稼いで生きていく人ですよ~」
( ̄□ ̄;)そ、そうなの?
( ゚ ▽ ゚ ;)いえ、べつに自分で働くのはいいんだけど自分一人ではきついわあ。
などと思いつつ、みんなでランチを食べてデザート食べて珈琲飲みながら話してると
「うーん。何着せようかな~~~~~~」
とあやめさんをガン視。
「え~~~ファッションコンサル受けるの私だけじゃないし~」
とあやめさんが私の方も促し
「いや、朔夜さんは色々な服挑戦してる人だからそんなに変化ないんですよ。
ガラッと変わるならあやめさんの方…」
うん。きっとやりがいあるのは私じゃないよね!となんとなく賛同しつつ
「今、清流くん財布みてるし」
あ、探してるんだ(笑
私とあやめさんはタイプも真逆なら服装好みも真逆
私がカラフルなら彼女はシック
今回は「もっと華やかにしたい」という感じなようです。
というかこの時点で「何を着せようか」と言ってるということは
清流君はちょうど売り場で悩み中なのですね。
狩衣姿で。。
ちょっ
素敵
けれど主軸になる色は決まってる。
彼女のブレスレットの石の色。
なんだろう。
源氏物語…というよりあさきゆめみし(大和和紀 著)の明石の御方のイメージが浮かぶんだよね。
花で言うとあやめだし。
蘭でもないとこが奥ゆかしい。
花…そういえば前アマヲさんとこで花にたとえてコメントをしたのだけど
中学生の頃、友達に「花にたとえると牡丹だよね」と言われたことがある。
中学生の当時の私は儚さが美しさだと思ってたふしもあり(ていうかそういう少女マンガ多かった気がするし)
そんな存在感ばりばりの花やだ~~~~~!と言った覚えがある。
かすみ草がいいなあ、とかっていう世代っていうか「星の瞳のシルエット」の影響だろ、それ、みたいな。
その返答に友達は「すっごい褒めたのに。牡丹は百花の王なんだよ~」
とちょっと哀しげにそんなことを言ってくれた気がする。
思えば人生でお世辞でなく初めて「綺麗だよね」と言ってくれたのは彼女だった。
それまで言われたことなかった。