来週の宝塚記念を前に、超難解な夏の牝馬重賞

おまけにハンデ戦とくれば当てるのは至難の業

過去の傾向を見ても、軽ハンデ馬の一発が目立つだけに幅広く見ていきたいところ

 

 

過去10年の傾向からわかることは、勝ち馬の斤量は55Kgまで

56Kgとなると連覇を狙って出走してきた昨年のウインマイティーの2着が最高で、あとは10年前にフーラブライトの3着があるのみ

さらにこれ以上の斤量となると3着にすら来れないとなると・・・ミッキーゴージャスにとっては厳しいデータ

 

 

 

で本命はというと・・・夏競馬だし、「格より調子」という言葉があるように勢いを重視して、目下連勝中のベリーヴィーナスから

この条件で勝ち鞍があるのはこの馬を含めて3頭いるが、残りの2頭は世代レベルの低い4歳馬

ただ、これを難しくさせているのがトップハンデのミッキーゴージャスと最軽量のアリスヴェリテがともにこの距離に実績があること

前者は今年の愛知杯を勝つなどメンバー最多の4勝、後者は2勝2着6回とパーフェクト連対と難儀なことこの上ないのだが、この馬を本命にした最大の理由が鞍上の藤懸貴志で、3年前のこのレースをシャムロックヒルで逃げ切ったのだがこの時と同じ最内枠

アリスヴェリテがいるのでハナに行くのは楽ではないが、3年前の再現を期待したい

 

相手は昇級初戦となるエーデルブルーメ

京都内回りなので、父ハービンジャーには合っている舞台

距離実績もあるし、前走で見せた終いの脚が再度使えるなら・・・展開的にスローは考えづらくこの馬向きの展開になりそう

 

そしてやっぱり怖い軽ハンデ馬・・・ということで狙いたいのがマリネロ

この距離3勝と実績的には十分だし、鞍上の松若風馬も今日の京都メインで穴をあけているだけに・・・

 

タガノパッションはデータ上も実績的にも見劣りはするものの、やはりこの斤量で鞍上ミルコは怖い

今年に入って、中距離路線の牝馬限定重賞全て出走し、ここ2走(中山牝馬Sと福島牝馬S)は掲示板をはずしているものの着差は僅か

成績を見ても勝ちきれなさが目立つが、このハンデ差で相殺できれば・・・

 

あとは終いの脚があるピンハイセントカメリアに、ただ1頭京都コースで2勝しているゴールドエクリプス、そしてステップレースとして相性のいい福島牝馬S組から斤量を背負っているコスタボニータ

 

◎ベリーヴィーナス

○エーデルブルーメ

▲マリネロ

△タガノパッション

×ピンハイ

×セントカメリア

×ゴールドエクリプス

×コスタボニータ

 

 

 

馬券は、印を打っていない馬も含めて手広く狙ってみたいですね