3歳馬の頂点を決める、日本ダービー
今年も、POG指名馬はこの舞台に進むことはできず・・・
来年こそPOG指名馬もしくは一口出資馬がこの舞台に立てるといいなぁ (´-`).。oO
そしてダービーの後にも重賞があるので、毎年のことですが最終レースからやります
<東京12R 目黒記念>
仮にダービーの馬券をはずしているとすれば、ここは何としてでも取りたいレース
ということでここは、この距離未勝利でも安定感がハンパないマイネルウィルトスから
2着3回3着1回という安定感は、アタマでは買い辛いが3連複やワイドの軸ならもってこいのタイプ
相手はそのマイネルウィルトスを日経賞で下して重賞初制覇を果たしたシュトルーヴェに
連勝中だし、東京コースでは2勝2着1回とオール連対なのもプラス
不気味なのは軽ハンデ(と言っても56Kgだが・・・)のシュヴァリエローズ
2走前の京都記念から2000m以上を使われだして4着と3着
力的には見劣りするが、意外と中長距離の適性は高い気がする
逆にクロミナンスは中長距離でも結果は出しているものの、父ロードカナロアということを踏まえれば本質的には2000m以下がベスト
AJCCと日経賞ともに本命馬に先着していることを考えると、押さえるべきだろうが・・・
あとはトップハンデでもこの距離ではマイネルウィルトス同様に安定しているヒートオンビートを
◎マイネルウィルトス
○シュトルーヴェ
▲シュヴァリエローズ
△クロミナンス
×ヒートオンビート
<東京11R 日本ダービー(東京優駿)>
オークス同様に、近年のダービーは皐月賞からの直行組が圧倒的に多い
加えて、その皐月賞がレコード決着とくれば別路線組には相当厳しい
さらに今年の皐月賞がハイレベルだったと言えるのは、3着だったジャンタルマンタルが続くNHKマイルCを完勝したこと
とくれば、最早ジャスティンミラノの優位は揺るがないと見る
メイショウタバルが出走を取り消したことで逃げ馬が不在となり、前走のようなハイペースとは真逆のレースになるのは間違いなさそう
ただこの馬の成績を見れば、どういうペースになっても好位からレースを運べるのは明らかだし、また青葉賞組を除けば距離に関しては未知な部分はあるものの2000mでの成績を見れば2ハロン延長は大丈夫だろう
流石に15番枠というのは気にはなるが、この馬より外の2頭がそこまで位置を取りに行く馬ではないのでおそらくこれまでと同じ競馬ができるはず
ディープインパクト~キズナとつながる、史上初の親子3代ダービー馬という大偉業がかかると同時に鞍上の戸崎圭太には悲願のダービー制覇という期待も
……そして、この馬にとってはこれまで調教をつけてきた藤岡康太という存在も忘れてはいけない
彼とともにつかんだダービーということを示すためにも・・・戸崎よ、漢を挙げろ
相手はジャスティンミラノと同じく3戦3勝、父も同じキズナのシックスペンスに
大事に使われてきたこともありスプリングSから中3週となる皐月賞はパスしたが、前走の内容から本番でも勝負になった可能性は高かったように思う
これまでは全て中山で走ってきたということもあり、初の東京コースは未知数だがそこさえ対応できれば・・・
未だかつて勝ち馬が出ていない青葉賞組や近年では3着が1度だけというプリンシパルSというダービートライアル組よりは、これまでとは全く違う別路線組の方が期待はできそう
皐月賞組の中で逆転ができそうなのが、5着だったシンエンペラー
京都2歳Sまでの2戦とホープフルS以降の中山での3戦を見れば明らかに広いコースの方が向いているのは明らか
そしてこの馬を強く推す最大の理由・・・ただ1頭のヨーロピアン血統ということ
東京コースで実績のある馬は皐月賞馬を筆頭に何頭かいるが、血統という観点で見れば東京コース・・・しかも東京2400mというクラシックディスタンスの舞台に最も適しているのはこの馬をおいて他にない
しかも全兄が凱旋門賞馬ソットサスとくれば・・・ダートではフォーエバーヤングでアッと言わせたこのコンビが、再びこの舞台で衝撃を与える可能性は十分にありそう
別路線組なら京都新聞杯を勝ったジューンテイクも可能性はある
私がダービーの予想をする際、京都新聞杯組に関しては勝ちタイムを重視しているのだが、今年の勝ちタイムは十分可能性を感じさせるもの・・・勝つとまでは言わないが、馬券圏内には来る可能性は高いと思われる
すみれSや前走の京都新聞杯を見れば、距離延びてこその馬だと思うし、遡れば朝日杯FSでジャンタルマンタルと僅差の4着に来たほどの馬
ちょっと人気がなさすぎる気もしますが・・・
あとはやっぱり皐月賞組を
その中でもやはり、僅差の2着だったコスモキュランダは外せないかと
仕掛けどころさえ間違わなければ、長く良い脚が使える馬だけに当然圏内には入ってくるだろう
ただ、父アルアインがどうしても引っかかる・・・皐月賞を勝ちながらダービーではやや距離が長かったか5着に敗れたのを見れば、その産駒にも距離に対する不安はつきまとう
新潟で勝ち鞍があるので左回りは問題ないが、距離さえ克服できれば皐月賞では最後詰め寄っていただけに、本当の意味で逆転できる一番手はこの馬だろう
サンライズアースとビザンチンドリームは、皐月賞では4コーナーで不利をがあり力を出せず
前者はメイショウタバルの出走取り消しにより、最内枠ということを考慮すればハナに行く可能性が高く、枠の有利を活かせればすみれSを勝っているように距離の心配はない
後者も初の左回りという課題はあるものの、新馬戦ときさらぎ賞で見せた末脚は広いコースでこそ
皐月賞からさらに人気を落としているが、枠も内目のいい枠だし、テン乗りだが鞍上の西村淳也が無欲で乗ってくれれば・・・
母の父が東京の鬼と言われた、トニービン系のジャングルポケットだし、一発入れる可能性は秘めている
そして皐月賞は跛行で競争除外となったダノンデサイル
メイショウタバルが出走取り消しとなり逃げ馬不在となったが、その中で何頭か予想できる馬はいるものの、こういう時に何かやりそうなのがノリさん
アッと驚く逃げの手に出ることも考えられるし、そこは新馬戦からずっと手綱を取ってきているだけに手の内には入れているはず
◎ジャスティンミラノ
○シックスペンス
▲シンエンペラー
△ジューンテイク
×コスモキュランダ
×サンライズアース
×ビザンチンドリーム
×ダノンデサイル
そして印は回らなかったが、2頭出しの人気薄ということでミスタージーティーは押さえます
あと、スワーヴリチャード産駒の2頭について
共にディープインパクトの近親ながら2頭とも祖母がランズエッジで、その母は平坦コースのみの勝ち鞍だったエッジースタイルと新馬戦でのド派手な勝ち方から阪神JFで1番人気に支持されながら期待を大きく裏切ったロカということで、父がいくら左回り巧者でも血統面からは期待できない
もっとも皐月賞4着のアーバンシックに関しては単に印が回らなかっただけで、東京で勝ち鞍もあるし普通に怖いのだが来たら仕方がないということで
その一方でレガレイラに関しては、これまでの成績を見る限り小回り得意で左回りは?という見方をすることができる
確かにホープフルSでは牡馬をなぎ倒しているけれど、あれはルメールの腕があってこそだと思うし、それにみんなルメールだからということでどうしても人気過剰になっているのは仕方がないことだと思う
それ以前に、みんなこの馬のダービー制覇を期待しているようだが、同じように牝馬ながらダービーを制したウオッカと比較したときに、果たしてウオッカより力は上なのかと
少なくとも私にはそこまでのレベルにあるとは思えないし、おそらくこの後もその領域には届かないだろう
そして、あのハイペースの中で33秒9の脚を使いながら掲示板にも届かなかったという事実・・・スローペースでヨーイドンの競馬はこの馬には向いているかもしれないが、距離延びてそれが決まるかは甚だ疑問
皐月賞馬とそれほど差のない人気ならスパッと切りますし、それだったらまだアーバンシックの方を買うかな?
だけどやはり血統面から2頭とも買いませんが・・・