昨日の2重賞、ちょっと無理でした・・・

 

ユニコーンSは、東京から京都に舞台が変わるだけでこうも傾向が変わるのかと

距離が1900mになったのに、勝ったのはマイルまでしか経験のないラムジェット・・・

連勝中だったし来てもおかしくないのは分かるのだけど、左回りでの連勝で右はとなると阪神での3着が1度だけ

しかも後ろから行く馬だということから、コーナー4つで直線も長くない京都では?というのもあった

なので個人的にはマイルまでのサウスポーだと思ってたら・・・向正面から徐々に進出してそのまま押し切るという、普通に強い競馬

しかも1頭だけ37秒の上がりを使われてはどうしようもなく・・・

確かに成績を見れば、不利を受けた1戦を除いて全てで上がり最速を叩き出していたので距離さえ持てばというのはあったが・・・

 

本命にしたムルソーは、あそこまで無理についていく必要もなかったかと

速い脚が使えるのはこれまでの2戦で分かっていたのだから・・・

 

 

 

青葉賞はさすがの武豊としか・・・

ただし、「青葉賞勝ち馬はダービーでは勝てない」ということを考えると、今年も人気はするけれど・・・という結果に終わりそう

別に勝てないというだけで、馬券圏内にはこれまで来ているから狙えないわけではないことは予め言っておきます

 

本命にしたパワーホールは、まさか逃げるとは思っていなかったし、あの止まり方を見ると敗因は距離だろうなと

京都2歳Sでも12着と敗れていることから、今になって思えば2400mは長かった

スワーヴリチャード産駒だし、そこは問題ないと思ってはいたけど・・・

 

結果的に3着までは前走2200m以上で勝っている馬で占めたので、やはりそこの経験の有無が大きかったのでしょう

 

 

 

 

 

さて春天ですが・・・

 

これまでの傾向を見る限り、基本的には4歳馬と5歳馬が中心のレース

だけどこれまで何度も言ってきているように、今年の4歳世代は明らかにレベルは高くない

と考えれば軸は5歳馬にするのが自然

 

また過去の傾向を見るとこの10年で騙馬は2着が1回、牝馬は3着が1回ともにあるだけ

そこから推察して、本命は阪神大賞典3着のブローザホーン

前走は初の阪神でのレース、しかも1番人気に推されながらも・・・ということを考えればよく走った方

もっとも初の3000m以上のレースだったし、おまけにテーオーロイヤルが強すぎた

ただ今回は舞台が得意の京都に変わるし、おまけに競走中止した3走前の京都大賞典を除けば2戦2勝

「長距離戦は騎手で買え」という格言には反しているが、手が合っている鞍上なのでそこは心配いらないだろう

 

相手は、復活してきたテーオーロイヤルで仕方がないかと

前哨戦の阪神大賞典では2着に5馬身差の圧勝と、休養前よりむしろ強くなって帰ってきた印象

鞍上に関してはブローザホーンと同じで格言には反しているけど、こちらはほとんどのレースで菱田裕二が手綱を取っているので全く問題なし

それ以上に気になるのがこの10年、3000m以上のレースを3戦連続で使われてきた馬の3着以内率がゼロであること

連続でも昨年のシルヴァーソニックが、ステイヤーズSとサウジを連勝して挑んで3着に来た1例のみ

当初はこの馬で堅いだろうと思っていたが、このデータに気づいたこともあって本命にするのをやめた

とはいえ、勝利に最も近いのがこの馬なのは確か・・・勝たれたら仕方がないということで

 

メンバーを見渡すと、これといった逃げ馬は不在

となると、前走の日経賞で予想だにしていなかった大逃げの手に出て4着に逃げ粘ったマテンロウレオに淡い期待をしてしまう

「長距離戦は騎手で買え」という格言に当てはめるなら、ノリさんはまさに最適なのではないかと

今回5歳馬を中心に狙うという点からも合致するし、ノリさんで大逃げと言えば2004年のこのレースで10番人気ながらゼンノロブロイ以下を完封したイングランディーレが思い浮かぶ

京都コースに実績がないのは気になるが、昨年のこのレースも5着に来ているし、ポツンさえやらかさない限りは期待十分

 

不良馬場のAJCC以来となるチャックネイトは鉄砲実績もあり(4‐0‐2‐0)、侮れず

おまけに堀厩舎はタスティエーラとの2頭出し・・・「2頭出しは人気薄」の格言通りで行くならこちらが狙い目

プラス、本格化したハーツクライ産駒ということもあって穴としては一番推せる馬

ただし、このレースが騙馬の出走が可能になって以降、カレンミロティックが2着と3着に来たことがあるのみで、馬券としては2着3着付けにすると面白いかもしれない

 

長期休養明けで出走した阪神大賞典で11着と見せ場なく終わったシルヴァーソニック

さすがにブランクが長かったし、馬体重が減っていたことも影響していたように思う

一叩きされての上積みはあるだろうが、それには馬体の回復が絶対条件・・・昨年のこのレース3着だったことを思えば見限れないし、京都コースも勝ち鞍こそないものの2着2回3着2回と馬券圏内をはずしておらず、テン乗りとはいえ好調なミルコ鞍上なら一発かます雰囲気はある

 

今回牝馬が3頭出走しているが、その中で最も可能性がありそうなのがプリュムドール

理由は……「和田サン」の一言に尽きる

とにかく、長距離戦で和田竜二を買っておけば何とかなるんですわ(笑)

 

◎ブローザホーン

○テーオーロイヤル

▲マテンロウレオ

△チャックネイト

×シルヴァーソニック

×プリュムドール

 

 

 

印はここまでしか打たないが、騎手買いするならユタカは外せない

ただ個人的にはサリエラは長距離向きの馬ではない・・・実際、ダイヤモンドSではハンデ差3Kgありながらテーオーロイヤルを交わすことができなかったということを考えると、さらに長距離戦得意な馬が多くなるここでは通用しないと見るのが最善

それならむしろ、3年連続このレース2着のディープボンドを狙いたくなるが、ステップレースに選んでいる阪神大賞典も4年連続出走だけど着順を落としていっているし、衰えは隠せないかなと

この2頭は3連系の3着付けなら一考の余地はあるけどね・・・

 

最後に念を押しておくが、4歳馬が来たら知らん

タスティエーラは不利のあった有馬記念は酌量の余地はあるけど、前走の大阪杯が見せ場なく11着とダービー馬の面影はどこへやら・・・と

おまけにダービーでは負かしたべラジオオペラの後塵を拝するようでは・・・

モレイラが怖いのは承知の上で、敢えて買わない

 

5連勝で菊花賞を制したドゥレッツァは、本来なら菊花賞馬というだけで買いの対象にはなるのだけど・・・前走の金鯱賞が本調子でないプログノーシスに5馬身差で敗れるようでは話にならない

あれで化けの皮が剝がれたと言ってもいいくらいで、しかもルメールがケガで乗れないのならいらないかなと

 

 

 

 

 

馬券は3連系で多少手広く行きたい……3着付けで