昨日、中山グランドジャンプのジョッキーズカメラが公開されました

 

 

改めて騎手という職業の凄さを感じ取れる映像だというのと同時に、今回黒岩騎手が持っていた想いというのが本当に感じ取れるのではないかなと

これは機会があれば勝利騎手インタビューとともに見てほしいのだけれど、きっと天国にいる藤岡康太騎手にそれは伝わったと思います

 

またこれも後で知ったのだけど、黒岩騎手は同期である竹本貴志騎手も落馬による死亡事故で失っているんですね

だからこそ、今回のことを思うと……

 

 

 

明日以降も、これから行われるレースを我々ファンはしっかりと語り継いでいきたいと思います

 

 

 

 

 

<阪神11R アンタレスS>

ここは2頭本命候補がいてどちらにするか迷ったが、阪神コースでオール連対なのを考慮してハギノアレグリアスから

距離は違うものの同じ阪神が舞台のシリウスSを勝っているし、やはりこれまで戦ってきた相手が違う

そう考えると、斤量が1Kg重くても負けることはないのかなと見て・・・

 

相手はこの条件では最も実績のあるミッキーヌチバナ

阪神コースでは複勝圏内率90%という安定感はやはり買い材料になる

 

ダートに転じて3戦目となるヴィクティファルス

初戦を勝っていきなり驚いたが、休み明けとなった前走の東海Sでも3着と思ってた以上にダート適性が高かった

そういう意味では未知の魅力として、既成勢力を出し抜く可能性は十分にある

 

あとはこの条件で実績のあるトウセツラインオブソウル

実績だと後者の方が上回るけれど、ややオープンでは差がありそうなのと後方から行く馬なので差し届くかと言われると微妙なので・・・

 

◎ハギノアレグリアス

○ミッキーヌチバナ

▲ヴィクティファルス

△トウセツ

×ラインオブソウル

 

 

 

<中山11R 皐月賞>

過去10年を見ると、トライアル組で勝ったのはエポカドーロただ1頭

そう考えると今年も・・・という風に考えた

 

だけど、昨日のアーリントンCでディスペランツァが勝ったのを見て方針転換

このディスペランツァを京都2歳Sで破ったシンエンペラーを本命にしたい

実際、この京都2歳Sがかなりハイレベルで、4着ダノンデサイルが京成杯を勝ち、8着コスモキュランダが弥生賞を勝利と負けた馬の中からも3頭の重賞勝ち馬が出ているだけでなく、次走以降で勝ち上がったのも4頭いることを思えばその凄さが分かるというもの

弥生賞ではコスモキュランダに雪辱されたとはいえ、こちらはホープフルS以来だったことを思えば本番での上積みは十分

本番と同じ条件にもかかわらず、弥生賞組が中々勝てていないのは不思議に思うが、この馬の場合はホープフルSも含めればこれが3回目・・・「3度目の正直」の言葉通り、今度こそ勝利を飾ると信じたい

藤田晋オーナーは、ダートには4戦4勝でケンタッキーダービーに挑むフォーエバーヤングがいて、芝での期待馬はこの馬

芝とダートで文字通り、3歳世代の頂点を極めるか?

 

唯一の不安は……粗品が本命にしたことくらい

マジで勘弁してほしい……先週の桜花賞も、あとで粗品が本命にしていたことを知ってムカついたし笑い泣き

 

相手は、共同通信杯を勝ったジャスティンミラノ

近年、このレースが相性いいのはゆったりとした間隔が取れるからだと思う

それはさておき、前走は距離に不安があり試金石の一戦ととらえていた2歳チャンピオンのジャンタルマンタルを寄せ付けず完勝

勝ち時計はやや平凡のように見えても、前につけることができ終いの脚も確かなことを考えると、初の右回りでしかも小回りの中山コースであっても十分に対応できそう

それに・・・すでに知られていることとは思うが、1週前追い切りに騎乗していたのが亡くなった藤岡康太騎手

昨日も福島7Rで、弟弟子である新人の高杉騎手が乗り替わり2戦目でゼットカレンを勝利できたのも、アドバイスがあってこそだし、何か見えない力というのがあると感じた

それがジャスティンミラノにも乗り移れば・・・長く友道厩舎では調教に乗ることが多かっただけにね

 

ダノンデサイルコスモキュランダは、先に触れたハイレベルの京都2歳S組

着順的にも上だったダノンデサイルを上位に見ているが、それに加えて同じ舞台の京成杯を勝ってローテにもゆとりが持てたことを最大限に活かせそう

昨日のアーリントンCではブービー人気で2着と大穴をあけて存在感を示したノリさんだけど、ここでもその可能性は十分にある

 

コスモキュランダは、来日後3日連続の重賞制覇のモレイラが何とも不気味

ただ・・・前走の弥生賞はミルコの騎乗がハマったというのが全て

もう一度と言われると・・・多分無理だという声が優勢だと思う

が、今回はミルコではなくモレイラなので、今のモレイラの勢いからすればやりそうな気がしてならないのだが・・・

 

朝日杯1・2着のジャンタルマンタルエコロヴァルツにとっては、距離への対応がカギ

ジャンタルマンタルの方は、前走の共同通信杯では2着に敗れたとはいえ距離対応できるかどうかというのを気にしながらの騎乗だったように思う

実際のところ終いはメンバー最速だったし、新馬戦では1800mで勝っていることから見ても2000mまでなら大丈夫だとは思う

どちらかと言えば前走に関しては左回りが微妙なのでは?という印象を受けたので、右回りに戻る今回は巻き返す可能性は高い

 

エコロヴァルツも同じことが言える

小回りの福島と札幌で勝ってきているし、前走の共同通信杯も同じような位置取りで敗因も酷似

なので同じように巻き返す可能性は高いように思うが、2戦続けてジャンタルマンタルの後塵を拝する結果になっていることから、評価としてはジャンタルマンタルの方を上に見るが・・・この2頭に関しては力の差はほとんどないです

 

近年ではサトノダイヤモンドが3着に来たくらいしかない、前走きさらぎ賞組

強調材料としてもゆったりとしたローテくらいしかないが、今年はここを勝って2戦2勝としたビザンチンドリームが出走

その前走はスタートで出遅れた上に、指示も後方から行ってほしいという間違ったもの・・・結果的に大外からなんとか差し切ったものの、厩舎側かどうかは知らないがもっと鞍上を信じてやっていれば楽に勝てたはずだとは思う

今回17番枠ということもあり、これまでの2戦で見せた33秒台の脚が使えるかどうかは疑問だが、出世レースともいえる暮れの阪神2000mの新馬戦を圧勝してきているだけに、その力を信じたい

 

あとは若葉Sを勝ったミスタージーティー

トライアル組の中では最も遠ざかっている若葉S組ではあるが、その最大の要因は間隔が詰まっていることと長距離輸送があることが全てかと思う

ローテに関してはそれほどでないにしても、この皐月賞で長距離輸送を初めて経験するということでそれが何らかの悪影響を及ぼす一因になっている可能性はある

この馬の場合はすでに、ホープフルSと共同通信杯で経験済みなのでそこに関しては問題ない

むしろホープフルSは出遅れもあったし直線で前が壁になって抜け出せなかったのが大きかった

5着だったとはいえ、あれがなければスムーズに抜けてもっと際どい差になっていたはず

共同通信杯はジャンタルマンタルやエコロヴァルツ同様に左回りが敗因のひとつであると思われ、消化不良のレースが続いた中での前走の勝利なので、まともに走ってしっかりと条件がそろえば強いという印象を受けた

ブリンカー装着に関しては実際に走ってみないとわからない部分があるが、うまく作用すれば・・・2000mのタイムも走るごとに詰めてきているし、それと相まってさらに良い結果を出す可能性はある

もっとも今回ばかりは、鞍上の藤岡佑介を心情的に応援したいという意味合いも込めて・・・

 

◎シンエンペラー

○ジャスティンミラノ

▲ダノンデサイル

△コスモキュランダ

×ジャンタルマンタル

×エコロヴァルツ

×ビザンチンドリーム

×ミスタージーティー

 

 

 

人気どころではレガレイラメイショウタバルは切りました

メイショウタバルに関しては、あの先行力は脅威に感じるものの前走の6馬身差の勝利を見ると相当な道悪巧者に思えてならない

現在3連勝中とその勢いは買うものの、今回何頭か行きたい馬がいることから前走のようにはいかないと見ている

 

そして1番人気のレガレイラは、ルメールのケガによる乗り替わりで最も影響を受けたのが全て

デビューから3戦すべてスタートで後手を踏んでいるのも、直線の短い中山では痛手にもなりかねない

それ以上に・・・7年前の皐月賞で牝馬ファンディーナに本命を打ち、痛い目にあったものとして同じ牝馬であるこの馬に本命を打つわけにはいかないし、同じ轍を踏みたくない

前走の強い勝ちっぷりで1番人気になったのも同じだし・・・