やっぱり格って大事ね・・・・・・

 

京都ハイジャンプはただ1頭の重賞勝ち馬タガノエスプレッソが、着差こそわずかとはいえ完勝

別定戦でありながら同斤量なら、まず負けませんわ・・・(落馬を除く)

さすがに2着以下はほぼ横一線だったと思うが、本命にしていたセデックカズマがシンガリ負けというのは・・・ガーン

 

そして京王杯SCは、気性的なものから軽視したメイケイエールが引っかかりながらも勝利

同着とはいえチューリップ賞を勝ってはいたけれど、スプリント路線を使っている現状を考えると東京1400mは合わないと思ってたんですけどね・・・

 

しかし、こういう稀代のクセ馬に乗せると池添騎手はさすがですな

あのオルフェーヴルを、何度も振り落とされながらも・・・ですからね

 

前日からの雨と展開的に前が速くなると読んで狙いを差し馬にしたものの、本命にしたワールドバローズは上がり最速を出しながらも4着えーん

おまけに予想よりも早く馬場が回復したのは、馬券的には誤算

 

 

 

これが明日のレースにどう影響しますかね?

 

天気は微妙な感じだけど、雨は降らなさそうなので何とか馬場は持ちそうですが・・・・・・

 

 

 

 

しかし、予想に入る前に早速悩みのタネが・・・まさかの粗品とじゃいの本命が同じというポーン

 

さあ困ったぞ、と

 

 

 

何もなければ、レイパパレから…というのも考えましたが

東京マイルは中距離実績重視という観点からいくと、昨年のレースとはいえ、牡馬相手に大阪杯を勝ったのは大きなアドバンテージになりえた

しかもこの時は、重馬場だったとはいえ無敗の3冠馬コントレイルや前年の最優秀短距離馬グランアレグリアに勝ったわけだし

おまけにマイル戦は2戦2勝と負け知らずとくれば、他馬の戦績を考えると・・・本命にしてもおかしくなかった

ただ、少しだけ引っかかったのは今年の大阪杯で、まさかのポタジェに負けたこと(もちろんポタジェも十分強いのは承知の上ですが)

加えて東京コースは初めてな上に、関東遠征は昨年のオールカマーで4着に敗れていることを考えると、素直にいくのをやめることにしました

その最大の原因は粗品なんですけどね(笑)

 

 

 

じゃあレイパパレでなければ何に本命を打とうか・・・・・・

 

過去の傾向を見たり、いろいろと検討してみましたが、ここは無謀を承知の上で1年以上の長期休養明けとなる、無敗の3冠牝馬デアリングタクトを本命にします

マイル戦ということで、元々注目されていたのは先に挙げたレイパパレや桜花賞馬ソダシですが、デアリングタクトも成績を見れば新馬戦から3連勝で桜花賞を制した馬なので、マイル適性がないはずがない(このときの2着馬が今回出走しているレシステンシア)

何しろ故障が故障(重度の繋靭帯炎)なので、本来ならこれだけの馬であるので引退させてもおかしくない

なのでまず、再びレースができる状態まで回復させた陣営の懸命の努力には敬意を表したい

そのうえで、常識で考えればこれだけの長期の休み明け・・・まずは無事に帰ってきてほしいというのはもちろんのことだけど、とはいえ以前の強いデアリングタクトを見せられるかというと、やはり疑問符がつく

 

当初は別の馬を本命にしたうえで、別枠でこの馬からの馬単を買うつもりでした

が、改めて考えてみると、果たして残りの17頭の中で斤量の恩恵があったにせよ、あのアーモンドアイと対等に渡り合える馬が果たしているのか?

 

そこで導き出した答えは「NO」

となれば、ここは中途半端な印を打つくらいなら本命か無印だろうと

個人的に無印ということは頭の中には浮かばなかったので、そうであれば本命を打つ・・・

 

トウカイテイオーが中365日で、前年の有馬記念以来の出走となった有馬記念を勝利で飾り、奇跡の復活と言われてから29年

それ以上の間隔で勝つというのは本来なら不可能なのかもしれませんが、史上初の無敗で牝馬三冠を達成したこと自体がそもそも不可能に近いこと

それを成し遂げているこの馬「だから」こそ、それ以上の奇跡を信じたいのです

 

 

 

相手には敢えてクリノプレミアムにしました

中山牝馬Sを勝ったときは人気薄だったこともあってフロック視されたが、続く福島牝馬Sでも2着に来たことでその勝利が本物だったことを証明した

例年、前走からの距離短縮組が穴をあけたりしているが、この馬ほど今年は該当する馬はいない

脚質は全然違うが、2000万馬券の立役者となったミナレットも、前走は福島牝馬Sを使ってましたし・・・

それでもフロック視されているのか、東京コース未勝利だからなのか、そこは定かではないが、東京マイルは3度の2着があるし、距離実績だけで言えば最も得意としているのがマイル戦であれば・・・・・・

 

テルツェットも今回、レーンに乗り替わったことで怖い存在に

前走の中山牝馬Sは上がり最速を記録しながらも位置取りの差で5着

後方一気の競馬なので、小回りの中山コースではやはり差し損ねることが多いので、直線の長い東京コースに替わるのはプラス

昨年のこのレースは14着だったが、これは出遅れが全てで何もできなかった・・・なのでまずは発馬五分であることが大前提

あとはハンデ戦とはいえGⅢのダービー卿CTと、3走前にクイーンSを勝っていることも大きいし、マイル実績に関しても昨年のこのレースを除けばマイル戦は4戦4勝という点を考えると、決して無視はできない

 

サウジで勝って、これが帰国初戦となるソングライン

中距離戦は未経験ではあるが、3走前に同じ東京マイルの富士Sを勝っているのは強み

しかも東京マイルだけを見れば(2-1-0-0)とパーフェクトで、この中には昨年のNHKマイルCの2着も含まれるだけに、最もこの舞台に適した馬であるのは間違いない

しかも鞍上はGⅠの大舞台に強い池添騎手とくれば・・・

 

ミスニューヨークは今回のメンバーの中でただ1頭のヨーロピアン血統

これだけでも十分押さえる要素と言えるのだが、この馬も前走は中山牝馬S(3着)で穴をあけやすい距離短縮組

この馬もテルツェット同様、後方一気の馬なのでまずは展開が向くかどうか

あとは単純に、同一厩舎の人気薄ということで

 

ソダシに関しては、過去の傾向から前走がダートであった馬は、これまでの16回で1頭も馬券に絡んでいないことが大きなマイナス要因

とはいえ、昨年の桜花賞をコースレコードで勝っていること、3歳馬の身で古馬相手に札幌記念を勝ったことはさすがに無視できず

左回りに関しては、2歳時にアルテミスSを勝っているとはいえ、成績を見る限りは右回りの方が・・・

 

ここまで散々中距離実績重視だとか距離短縮がいいとか言ってきたけれど、過去の傾向を見れば最も相性がいいのは阪神牝馬S組

今回出走している4頭の中から、昨年ローズSを勝っているアンドヴァラナウトだけは買い目に入れておきたい

 

◎デアリングタクト

○クリノプレミアム

▲テルツェット

△レイパパレ

×ソングライン

×ミスニューヨーク

×ソダシ

×アンドヴァラナウト

 

 

 

馬券は、デアリングタクトがこないことを想定して手広く行きたい