この車のオーナーはレーシングドライバーの方なんですよ!
普段の遊び用???マシンですね!
流石レーシングドライバーっと言うだけあって、足回りのセッティングは抜群にいいですね!
今回も当社が担当する事になったのはエンジンのセッティングです。
新しくチューニングエンジンに組み変わっての登場でした。
エンジン自体の大まかな詳細は、戸田レーシングのカム、ハイコンプピストン、ヘッドガスケットetcといった感じでしょうか・・
前フリが長くなりましたが、本題に移ります。
2L NAノーマルエンジンの時は、かなり「よく出来た」と思ったセッティングでパワーが180.7PS、トルクは19.4kgでした。
コレでも本当のノーマルよりは結構良くなっていたんです・・・
戦う車がアルテッツアでは無理でしょ・・・って車と競っているので、今回はパワーアップの為に奮発してNEWエンジンを組んで挑戦です。
この後に登場するグラフを見ると一目瞭然なんですが、セッティングに入る前のチェックで少し不具合が確認され、そこの修理から入りました。
この時点では、この調子では「やっぱり2L NAではチョッとチューニングしても、そんなにパワーアップしないだろうな・・」
っと言うのが素直な気持ちだったんです。
アルテッツアって、正直ショップ泣かせな車なんですよ・・・
何よりも遅い。
しかも制御が複雑で、難しい・・・
スイマセン愚痴になりましたが、持てる技術を全て出し切ったつもりです。
IN側、EX側の両方に可変バルブタイミングを変更する機能があるエンジンなので、当社のダイノパックではグラフに多少のフラツキが見られますが、実際には体感はありません。
今回のセッティングにて出力されたのは、パワーが200.5PSでトルクが21.1kgと言う結果になりました。

通常では絶対に勝てないホンダ エンジンのB18Cにカムを入れセッティングしてある車両との比較も面白いので作ってみました。
ホンダエンジンは素晴らしいエンジンで、回転上昇につれどこまでもパワーが上がっていく様な特性があります。
今回のパワーとトルクカーブを見て、どの様な違いがあるかわかる方はプロの方か、オタク(笑)でしょうね・・笑
面白い事をやっているでしょ!
どちらも当社のセッティングです!
今からインプレッションと、最終調整に旅立ってきます~