2件の審査~総務常任委員会 | 地方政治の未来を創る 秦野市議会議員  古木勝久

2件の審査~総務常任委員会

 

議題は議案1件、陳情1件

 

全員が起立で、いずれも採択すべきものという結果になりました。

 

☆議案第43号  全員賛成

働き方改革の一環として、小学校3年生までの子を養育する職員を対象として、子育て部分休暇(有給ではありません)

 

職員への情報提供から意向確認のスケジュール、対象者数、休業取得のためのバックアップ体制などを質問しました。

 

☆令7陳情第14号  全員賛成

1つ目の視点、冤罪事件が起こる原因には、起訴から公判、結審に至るまで証拠が検察庁に独占されていることです、

 

2つ目の視点は現行の再審法です。再審開始決定後の再審の開始決定自体に対する検察による「不服申立て」によって裁判が長引いていることです。

 

また「不服申立て」を受け入れる裁判所も、新たな真実を発見しようというよりも、何としてでも有罪判決を維持していこうという無謬主義(*むびゅう)に陥っていると言っても過言ではないと思います。

 

以上のことを申し上げて、この陳情に賛成しました。

                 

(*)この場合の無謬主義とは、分かりやすく言えば、自分たちの判断には間違いない。また絶対に間違った結論を出すはずがない。なので、再審の扉を開けるわけにはいかない、という申立てです。

 

この無謬主義や無謬性は、古来、官吏(かんり)にこういう傾向があると「戒め」にされてきました。

 

☆議案一覧表

https://www.city.hadano.kanagawa.jp/www/contents/1756261034010/index.html

 

☆陳情

https://www.city.hadano.kanagawa.jp/www/contents/1736483001925/simple/t14.pdf

 

明日は文教福祉常任委員会(田中めぐみ議員)、明後日は環境都市常任委員会(桑原昌之議員)が開催されます。