秦野ぶらり会主催~秦野市・大正時代展を見学
ぶらり、本町公民館へ
過去を振り返る時には、いつもドイツのヴァイツゼッカー元大統領の名言が浮かびます。
「過去に目をつむる者は、現在にも盲目となり、未来も同じ過ちを犯すだろう」という言葉に様々な思いを馳せています。つまり、過去に蓋をする人には未来がないといっても過言でないと思います。
氏のメッセージには含蓄があります。
これは過去の戦争の責任に反省を込めた言葉です。今は、歴史を学ぶ人たちや歴史学徒のための道標(みちしるべ)になっています。
今日は、秦野ぶらり会のご案内を頂きましたので本町公民館1階で展示されている「秦野市・大正時代展」を見学してきました。
手作りながら丁寧な考証によって秦野の大正期の一つの断面が描かれていました。大変、勉強になりました。
少しだけ気がかりなこと
よく言われますが、親の財産と同様に、いつもまでも、あると思うな市民力、地域力です。
本来でしたら、このような市民の共有の歴史的見聞を引き継いでいけるのは公共でしょうか。社会教育として、生涯学習課や公民館が引き受けていただければ嬉しいです。
しかし現在の本市の公民館等の体制では難しいでしょう。20年後、30年後、いや50年後には、もしかして叶うのでないかと微かな期待をしています。
この催し、14日まで開催されています。ありがとうございました。




