秦野市議会臨時会~副市長の選任 賛成多数で可決
本日の臨時会、反対10人、賛成13人で、可決。
無記名投票ですから、具体の賛否の状況はお伝え出来ませんが、ともにつくる秦野の思いは届きませんでした。
☆主な争点~ともにつくる秦野
(1)昨今の副市長人事では外部や民間人、さらには女性の登用が行われています。しかし、市長は、このような人事をまったく考える余地はなかったようです。
(2)下記の「規則」をご覧ください。2人を事務系、技術系に分割した結果、明らかに仕事量にアンバランスな状況が生じています。
県内でもこのような事務分担は珍しいと思います。
(3)組織が大きければ、事務・技術、さらには内務・外務といった組み合わせの事務分担もあります。しかし本市のようなコンパクトな一般市では全く必要ないと思います。
結果的にタテ割り行政の素地をつくり、「行財政改革」に逆行するように、管理職が増加するなどの弊害が生じています。(注)
(注) 政治学者パーキンソンを引用するまでもありませんが、ザックリと言いますと、公務労働のトップマネジメントでは、往々にして(3)タテ割り行政を生み、いつの間にか管理職の定数が拡大するという「法則」があります。
このことについては、また機会がありましたら考察してみたいと思います。
*
以上、ともにつくる秦野を代表して15分の質疑をしましたが、本市はそれなりの確固たる考えがあって突き進んでいるようです。
今後この問題は、副市長2人制の問題にも重ね合わせる必要があると思います。
特別職で構成される議会の定数などは、常に何らかの検証をしています。
しかし従来、特別職である副市長の定数の在り方については一度も検証されていないように記憶しています。
今後とも、この問題、注視していきたいと思います。

