備えあれば憂いなし~ご近助力は救命ボックスから
今日は尾尻地区にある自治会の会長のご案内で、地区内に設置してある救命ボックスを見学しました。
通常は防災倉庫が市の支援を受けて設置されています。
これとは別に、昨年9月、災害時における適切な初動対応に備えるためにダイヤル式キーボックスの救命ボックスが設置されました。
自治会長の説明では「最も多く亡くなるのは、地震発災直後のⅠ時間、1分1秒を争うからこそ、すぐ使用できる機材を装備した」と話されていました。
地区の皆さんの安否確認からスタートして、速やかで、正確な情報収集、住宅の倒壊、家具類などの転倒、落下物からの安全確保に至るまでの作業の流れをお聞きすることができました。
流石、自治会長は周囲の皆さんから共助のプロと言われるだけあって、救命ボックスの中身も優れものばかり、さらには分かりやすい解説でした。
ありがとうございました
今後は、238世帯18組、2組に1台の導入を目指していくそうです。
これらの装備には相当の費用が掛かるようです。改めて自助・共助を支えていくための公の役割を痛感しました。





