マイナカードで、今度は介護保険証を廃止か | 地方政治の未来を創る 秦野市議会議員  古木勝久

マイナカードで、今度は介護保険証を廃止か

 

 

国民健康保険証だけでなく、今度は介護保険証にも波及するようです。

 

今月9日の日経新聞の朝刊によると、厚労省が現行の介護保険証を廃止し、マイナンバーカードに一本化する方針を示し、検討をスタートしたそうです。

 

ただし各報道には厚労省は「介護保険証をただちに廃止するとは明言していない」とのこと。何だか変な雲行きです。

 

つまり、厚労省は「仮に完全移行する場合、ある程度の期間は(紙ベースとの)併存などの丁寧な対応が必要だ。今後の議論によっては、現在三つ折りになっている紙の保険証を簡素化することなどもありうる」としています。

 

何となくハッキリしない玉虫色の展開です。 

 

そもそも政府はマイナンバーカードは任意と言ってきたのに・・・。マイナンバーカードが義務化される可能性も見えてきました。何かが変わってきました。

 

人の人生、根こそぎマイナンバーカードに込めたい気持ちが伝わってきます。

 

☆今は亡き高田渡さんの唄

 

今は亡きフォーク歌手の高田渡さんの「値上げ」の唄を思い出しました。

 

この「値上げ」の唄は政治家や役人さんの特質、横ブレする心の変化を描いています。

 

「ぜんぜん考えぬ」から「ふみきろう」に至った政府の偉いさんの心の変化を見事につかんだ作品ではないでしょうか。

 

任意から、なかば義務に変わろうとしている、この変化は絶妙ですね。

 

作詞者には申し訳ありません。原文はもっと長いですが、倍以上ありますので少しカットしました。

 

♪値上げ

値上げはぜんぜん考えぬ

年内値上げは考えぬ

今のところ値上げは見送りたい

すぐに値上げを認めない

値上げの時期は考えたい

値上げを認めたわけではない

すぐに値上げはしたくない

値上げには消極的であるが

年内値上げもやむを得ぬ

近く値上げもやむを得ぬ

値上げにふみきろう

 

☆ 日本経済新聞 今度は介護保険証に適応か

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA0819Z0Y4A700C2000000/