今なぜ、国会審議を経ず閣議決定 | 地方政治の未来を創る 秦野市議会議員  古木勝久

今なぜ、国会審議を経ず閣議決定

 

☆閣議決定で新型インフルエンザ等対策政府行動計画

 

国会の審議を経ることなく、「新型インフルエンザ等対策政府行動計画」が閣議決定されました。

 

国は必要に応じて地方自治体などに総合調整・指示を行うと明記されています。また計画は毎年度、平時にも点検し、約6年ごとに改定するようです。

 

特徴的なことはDXの推進では「将来的には、電子カルテと発生届の連携や臨床情報の研究開発への活用に取り組む」とあります。

 

事実上、国による国民の個人情報の管理に尽きます。

 

また気になることでは報道によると「平時からワクチン研究開発を進め、医療逼迫時には、『科学的知見が不十分でも緊急事態宣言』に踏み切る」とあります。

 

何だか変な展開になってきました。この問題は感染症などの医療や衛生などに特化した話ではないようです。

 

地方自治や教育、国民生活全般にわたる問題です。何が問題なのか、政府が策定した「行動計画」を、今後、市民生活がどうなっていくかを想像していただきながらお読みいただきたいと思います。

 

☆時事通信 「新型インフルエンザ等対策政府行動計画」を閣議決定  

https://www.jiji.com/jc/article?k=2024070201019&g=soc

 

☆内閣感染症危機管理統括庁・政府行動計画など

https://www.caicm.go.jp/action/plan/index.html